Razer製ノートPC『Razer Blade』の新商品がついに日本上陸!…超期待外れ!!

なんてこったい…。
「Razer Blade Stealth」が国内発売 (engadjet)
「Razer Blade」と言えば、海外で発売されているゲーミングノートPCの事です。今までは残念ながら日本での正式な発売はされていませんが、14インチという絶妙なサイズで軽量・ハイスペック・好デザインのそそられるノートPCでした。
その新作である「Razer Blade Stealth」がついに日本正式発売!…と思いきや、とっても残念な中身でしたので、そのスペックをご覧ください…。
- 液晶…12.5インチQHD(2560×1440) or UHD4K(3840×2180)
- CPU…Core i7 6500U(定格2.5GHz、最大3.1GHz)
- グラフィック…HD Graphics 520(CPU内蔵)
- メモリ…8GB(LPDDR3)
- ストレージ…QHDモデル 128GBor256GB PCIe M.2SSD
- UHDモデル 256GBor512GB PCIe M.2SSD
- 各機能…Thunderbolt3(USB TypeC)×1、USB3.0×2、ac対応無線LAN、Bluetooth4.1
- OS…Windows10
- 重量…1.25kg
なんじゃこのスペックはああああぁぁぁぁ!!(゚д゚)!
ただのウルトラブックじゃねぇかぁ!Razerはゲーミングブランドじゃねぇのか!!グラボどこいったグラボオオォォ!!!
すみません、取り乱してしまいました(-_-;)
何故こんなに怒っているのかと言いますと、前作の「Razer Blade」はちゃんとグラボも搭載されているゲーミングノートだったんですよ。
当然その新作ともなればそういった類のノートPCを期待するのですが、出てきたのがコレですよ…。せっかく日本で買えるようになったのにコレですよ…。
あ、ちなみにCPUがデュアルコアなのも許せません。12.5インチのノートだから仕方ないかもしれませんが、だったら13.3インチ辺りのサイズにして4コア積めやコラ。12.5インチの4Kとか何も見えないレベルの解像度だぞコラ(。-`ω-)
ただ一応救済策は用意されています。「Razer Core」と呼ばれる外部GPUユニットです。
中に好きなデスクトップ用のグラボを入れてコイツをThunderbolt3接続で本体と接続する事で、外出時は持ち運びに便利なウルトラブック、帰宅時はユニットを接続してゲームや動画編集もサクサク♪な仕様にできます。
まだ日本での発売は決まっていませんが、海外では500ドル前後で売られているとか。おい、日本なら5万越え確実じゃねーか!!ふざけn
お値段は一番下のモデル(QHDで128GB)で約12万円。…うーん、微妙。
発売日である5月26日付でまだ価格.comに価格掲載がありません。そりゃそうだよね。
以上とっても微妙なRazerのノートPCのご紹介でした!お金に余裕のあるガジェット好きの方以外スルー安定だね!
おまけ
今機の肝である外部GPUユニット「Razer Core」。
あれ、こんな様な機械を知ってるような…
はい、この子です。「Alienware」のノートPCで使える外部GPUユニット「Alienware Graphics Amplifier」です。ちなみに日本では3万円半ばくらいで買えます。
さらに…
この子もですね。MSIのノートパソコン「GS30」シリーズに使える外部GPUユニットです。
さらに「GS30」は「Razer Blade Stealth」と似通った点が多く(但しGS30のCPUはしっかり4コアだけどなぁ!)、どうやら「GS30」をモデルに作られたようですね。だったら13.3インチ液晶搭載で4コアi7積んでる「GS30」買うけどなぁ。
Razerは、私も大好きな格闘ゲームのプロスポンサードをしており、日本のふ~ど選手や海外の強豪Xian選手・Infiltration選手など、積極的に活動してくれています。
だからこそもうちょっと趣向を凝らして欲しかったです。こういったパソコンは需要ないだろうしなぁ。
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