GMマーティ・ハーニーのドラフトを振り返ってみた
- 2018.04.09
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, パンサーズ

昨年7月に暫定GMとして職に就いていたマーティ・ハーニーが今年から正式に就任となりました。
かつてハーニーは2002年~2012年のシーズン途中まで同じくパンサーズのGMに就いていたという事で、ハーニーGM時代のドラフト成果を1巡指名選手中心に調べてみました。ハーニーの手腕や如何に。
※◎:主に複数選手が活躍 〇:主に1人のみ活躍 △:活躍度合い微妙
2002年 ◎
1巡(全体2位) DEジュリアス・ペッパーズ
今なお現役で大活躍しているご存知ペッパーズを指名したのは、ハーニーが初めてパンサーズGMに就任した年でした。
2巡指名のRBデショーン・フォスター、3巡指名のLBウィル・ウィザースプーン、4巡指名のCBダンテ・ウェスリーといった選手たちも活躍していたので、GM初年度のドラフトは大成功と言っていいでしょう。
2003年 〇
1巡(全体8位) Tジョーダン・グロス
パンサーズ一筋10年、3度プロボウルに選出されたグロスを見事に指名。他の指名選手は微妙でした。
2004年 ◎
1巡(全体28位) CBクリス・ギャンブル
パンサーズで9年間を過ごし、CBとしてインターセプト数(27)など3つのフランチャイズレコードを保持しているギャンブルを指名。
他にも3巡指名のTトラベル・ウォートンが活躍しています。
2005年 ◎
1巡(全体14位) LBトーマス・デービス
ご存知、現パンサーズディフェンスの要であるデービスを指名したのもハーニーでした。
3巡指名のGエバン・マシスがパンサーズを離れた後プロボウラーとなっています。
2006年 ◎
1巡(全体27位) RBディアンジェロ・ウィリアムズ
パンサーズのRBとして数々のフランチャイズレコードを叩き出したウィリアムズを見事1巡指名。
2巡指名のCBリチャード・マーシャル、3巡指名のLBジェームズ・アンダーソンも活躍しています。
2007年 ◎
1巡(全体25位) LBジョン・ビーソン
入団後4年間は主力として活躍したものの、大型契約を結んだ直後から怪我により全く活躍できなかったビーソンを指名したのはこの年でした。
しかしこの年はビーソン以外が凄く、2巡でCライアン・カリル、3巡でDEチャールズ・ジョンソンを指名しています。
2008年 ◎
1巡(全体13位) RBジョナサン・スチュワート
今年チームを去ってしまいましたが、スチュワートを獲得したのもハーニー時代でした。
3巡指名のSチャールズ・ゴッドフリー、5巡指名のTEゲイリー・バーニッジも一定の活躍を見せています。
2009年 △
この年は1巡指名がありませんでした。しかし、7巡で昨年パンサーズ復帰を果たしたCBキャプテン・マナーリンを指名しています。
2010年 〇
この年も1巡指名はありません。プロボウルに選出されたものの、DV疑惑により放出されたDEグレッグ・ハーディを6巡で指名しています。
2011年 ◎
1巡(全体1位) QBキャム・ニュートン
お待たせしました。みなさんお待ちかねのニュートン指名年でございます。
超変則QB兼ハイズマントロフィー受賞者という事もあり、プロでの活躍が疑問視されていたニュートンを堂々の1位指名したのもハーニーの功績です。
2012年 ◎
1巡(全体9位) LBルーク・キークリー
これまたお待ちかね、我らがルークを指名してくれたのもハーニーでございます。
さらにこの年は、2巡でGアミニ・シラトル、5巡でCBジョシュ・ノーマンを指名しています。
まとめ
ハーニー、とてつもなく敏腕の可能性大( ̄▽ ̄)b
多少甘めの採点かもしれませんが、1巡指名した全ての選手が成功していると言えるのは凄いと思います。スカウトやフロントが有能とも言えますけど。
という事で、今年のドラフトも期待しましょう。
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