次期パンサーズHC候補をリストアップ

次期パンサーズHC候補をリストアップ

個人的に良さそうと思う人たちを勝手にリストアップしました。

現HC

スティーブ・ウィルクス/Steve Wilks

年齢は53歳。前HCマット・ルール解任に伴い、パッシングゲームコーディネイター兼セカンダリーコーチから暫定HCとなりました。

今シーズン残された12試合で結果を残すことができたら来年もHC続投となる可能性はあると、オーナーのデイビッド・テッパーは発言しています。

生まれも育ちも、そしてフットボール人生の多くをシャーロットで過ごして来たウィルクス。結果を残してくれれば、理想的なHCかもしれません。

HC経験者

ブライアン・フローレス/Brian Flores

年齢は41歳。現在はスティーラーズでシニアディフェンシブ兼LBコーチをしています。

HC Career@NFL Regular Season Post Season Total
3年 24勝25敗(勝率49%) 24勝25敗(勝率49%)

2008年から2018年までの10年間ペイトリオッツでスペシャルチームやディフェンスのコーチを務め、2019~21年にドルフィンズHCを務めました。

その時に、来年のドラフト上位指名権を得るためわざと負けるよう指示されたり、ドラフトで望みの選手を指名してもらえなかったりと、不当な扱いを受けたとして現在訴訟を起こしています。

そんな制限のキツイ中でも、2019年シーズンは5勝11敗、2020年シーズンは10勝6敗、2021年シーズンは9勝8敗と、十分結果を残しました。フローレス自身もHCのやる気があると見受けられ、パンサーズでなかったとしても、HCとしての姿を見たい人物です。

ショーン・ペイトン/Sean Payton

年齢は58歳。現在はフリー。言わずもがな、同地区ライバルのセインツで2006年から昨年までHCをしていた人物です。

HC Career@NFL Regular Season Post Season Total
15年 152勝89敗(勝率63.1%) 9勝8敗(勝率52.9%) 161勝97敗(勝率62.4%)

上記成績に加えスーパーボウル制覇1回とHCキャリアは申し分なく、巷では次期パンサーズHC最有力候補とも言われています。

そんな有力候補ペイトンですが、懸念点が2つほど。

1つ目は、2012年に発覚した「バウンティプログラム」スキャンダルです。

当時のDCが発案したとされているもので、相手チームの選手を故意に負傷させ試合から退場させたら賞金を与えるという、前代未聞のスキャンダルでした。

NFLはこの案にペイトンも絡んでいたとし、さらに証拠隠蔽も行ったと断定。ペイトンは1年間のHC職務停止処分を受けました。

そして2つ目、おそらくこちらが最も厄介な事案だと思いますが、セインツとの契約についてです。

ペイトンは「勇退」という形でセインツHCを辞めているため、残っていたセインツとの契約期間である2024年までセインツがペイトンの権利を持っているらしく、もしパンサーズがペイトンをHCにしようとするなら、この問題を解決する必要があります。

果たしてセインツが同地区ライバルに、かつての優秀なHCを送り込んでくれるなんてことはあるのだろうか。それに同地区ライバルの前HCを迎え入れることは、やはりちょっと抵抗ありますね。

ビル・オブライエン/Bill O’Brien

年齢は52歳。現在はアラバマ大学でOC兼QBコーチをしています。

HC Career@NFL Regular Season Post Season Total
7年 52勝48敗(勝率52%) 2勝4敗(勝率33.3%) 54勝52敗(勝率50.9%)

2007~11年までペイトリオッツでオフェンスのコーチを務めたあと、ペンシルヴァニア州立大学HCを経て、2014~20年までテキサンズHCを務めました。

2017年ドラフトでQBデショーン・ワトソンを指名するまでは、チームの方針で頼りない先発QBで試合せざるを得なかったものの、その全てのシーズンで9勝7敗と勝ち越し、2度のプレーオフ進出をしています。

さらにワトソンが加入してからは、2018年に11勝5敗、2019年に10勝6敗と大きく勝ち越しを決め、両年共プレーオフ進出をしました。

2020年はGMを兼任することになったものの、これが重荷だったか、シーズン開幕から4連敗してしまい解任されました。

これをきっかけにワトソンがテキサンズに不信感を抱きトレード要請するなど、この解任はテキサンズの横暴だと思うので、オブライエンの手腕は間違いないと思います。

ジム・ハーボウ/Jim Harbaugh

年齢は58歳。現在はミシガン大学でHCをしています。

HC Career@NFL Regular Season Post Season Total
4年 44勝19敗1分(勝率69.5%) 5勝3敗(勝率62.5%) 49勝22敗1分(勝率68.8%)

レイブンズHCジョン・ハーボウの弟であり、2011~14年まで49ersのHCを務めていました。

常勝チームを率いる兄同じく、49ersHC時代の成績は非常に優秀で、2011年は13勝、2012年は11勝、2013年は12勝と3年連続で大きく勝ち越し、2012年はスーパーボウルに進出。その対戦相手がレイブンズと、史上初の兄弟HC対決を実現させました。

2014年も8勝と最低限の成績を収めたものの、GMとの確執などチームとの不協和音に見舞われ、あれだけ安定した成績を収めていたにも関わらず49ersのHCを辞めることになっています。

その後赴任したミシガン大学でも毎年勝ち越しを決めており、大変優秀なHCであることは間違いないでしょう。

ただ懸念点として、今年のオフにHCオファーが来ず、その時に「(今年オファーが無かったら)もうNFLでHCをやることはない」と発言していることです。でも熱烈オファーをしたら、可能性はあるかもしれない。

ダン・クイン/Dan Quinn

年齢は52歳。現在はカウボーイズでDCをしています。

HC Career@NFL Regular Season Post Season Total
6年 43勝42敗(勝率50.6%) 3勝2敗(勝率60%) 46勝44敗(勝率51.1%)

こちらもパンサーズファンならご存じ、2年前までファルコンズでHCを務めていた人物です。

カウボーイズでの安定したディフェンスの成果か、巷でHC候補にあがっているため一応リストアップしておきますが、上記ペイトン同様、同地区ライバルの前HCを迎え入れるのはちょっと複雑な心境です。

それにファルコンズ時代の晩年を考えれば、さすがにオファーしないだろうと思っていますが果たして。

マイク・ジマー/Mike Zimmer

年齢は66歳。現在はジャクソン州立大学フットボールチームでアナリストをしています。

HC Career@NFL Regular Season Post Season Total
8年 72勝56敗1分(勝率56.2%) 2勝3敗(勝率40%) 74勝59敗1分(勝率55.6%)

バイキングスで8年間HCを務め、テディ・ブリッジウォーター、サム・ブラッドフォード、ケイス・キーナムといった顔ぶれのQBで毎シーズン7勝以上をあげ、2015年と2017年にプレーオフ進出。2017年のプレーオフでは、今や伝説となった対セインツ戦ラストプレーTD勝利をあげています。

その後QBはカーク・カズンズが加入し、相変わらず毎シーズン7勝以上コンスタントに勝ち続けていたものの、2019年のプレーオフ進出を最後に2シーズン連続でプレーオフ進出を逃したことから、今年の初めに解任されてしまいました。

年齢はちょっと気になりますが、その手腕は間違いないと思います。

オフェンスのコーチ

エリック・ビニミー/Eric Bieniemy

年齢は53歳。現在はチーフスでOCをしています。

チーフスでのOCは2018年から務めており、今やリーグ最強クラスのQBパトリック・マホームズを育て上げた1人です。

本人もHC職の願望はあるようで、オファーしたらやってくれる可能性高し。

バイロン・レフトウィッチ/Byron Leftwich

年齢は42歳。現在はバッカニアーズでOCをしています。

バッカニアーズでのOCは2019年から。今シーズンこそOLとWRに負傷者が相次ぎ苦戦していますが、レジェンドQBトム・ブレイディと共にバッカニアーズオフェンスを築き上げています。

レフトウィッチもHC職に興味ありとのことで、オファーしたらやってくれる可能性高し。同地区ライバルのコーチですがHCではないため、ペイトンやクインより抵抗は全然無いです。

ジョー・ロンバルディ/Joe Lombardi

年齢は51歳。現在はチャージャーズでOCをしています。

チャージャーズでのOCは2021年からで、若手筆頭QBジャスティン・ハーバートと共にチャージャーズオフェンスを築き上げています。

今年のオフにどこかのチームがHC面談したと記憶していますが、本人にHC願望があるかは不明。

グレッグ・ロマン/Greg Roman

年齢は50歳。現在はレイブンズでOCをしています。

レイブンズでのOCは2019年からで、高レーティング量産QBラマー・ジャクソンと共にレイブンズオフェンスを築き上げています。

レイブンズはHCジョン・ハーボウのもとで長年常勝チームとなっており、そこでの経験はHCでも生かされるはずです。

シェーン・ウォルドロン/Shane Waldron

年齢は43歳。現在はシーホークスでOCをしています。

ラムズで3年間パッシングゲームコーディネイターを務めた後、昨年からシーホークスでOCに就任。

ラッセル・ウィルソンの居なくなった今シーズンは、先発がジーノ・スミスという何とも微妙なQBにも関わらず、ここまで大量得点を連発するなど、とんでもないオフェンスの破壊力を見せつけています。

デイブ・カナレス/Dave Canales

年齢は41歳。現在はシーホークスでQBコーチをしています。

2010年からシーホークスに在籍していて、2017年まではWRコーチ、2018~19年はQBコーチ、2020~21年はパッシングゲームコーディネイターと、近年のシーホークスオフェンスを築き上げています。

上記の通り、QBスミスをとんでもなく成長させている手腕は見事です。

上記ウォルドロンとカナレスはシーホークスということで、シーホークスは現パンサーズGMスコット・フィタラーの前職場。もしフィタラーが続投するのであれば、そういった顔馴染みのコーチをHCにするという手はありかもしれません。

ケン・ドーシー/Ken Dorsey

年齢は41歳。現在はビルズでOCをしています。

パンサーズファンなら知る人ぞ知る、2013~17年までQBキャム・ニュートンのQBコーチをしていた人物です。

その後ビルズへ移り、今やリーグトップクラスの攻撃力を誇るオフェンスの構築に貢献しています。

前ビルズOCブライアン・デイボールがジャイアンツHCとして初年度から活躍している姿を見ると大いにアリですが、ビルズとしては2年連続でOC交代という事態は避けたいでしょう。そのため可能性は低いと思います。

ディフェンスのコーチ

レスリー・フレイジャー/Leslie Frazier

年齢は63歳。現在はビルズでDC兼アシスタントヘッドコーチをしています。

ビルズでのDCは2017年からで、その間のビルズディフェンスは非常に安定していて、昨シーズンのディフェンスランキングはリーグ1位でした。

デメコ・ライアンズ/DeMeco Ryans

年齢は38歳。現在は49ersでDCをしています。

今シーズンの49ersディフェンスは、WEEK5終了時点でリーグ1位となっており、その手腕は相当優秀と見受けられます。まだ30代という若さも魅力です。

ラヒーム・モリス/Raheem Morris

年齢は46歳。現在はラムズでDCをしています。

現スティーラーズHCマイク・トムリンが、今まで会った中でベストコーチの1人だと口にしていた人物だそうです。その言葉通り、ラムズディフェンスは安定しています。

まとめ

大学から連れて来たルールで大失敗していることから、現在NFLでコーチをしていて且つ経験・実績豊富な人物を中心にピックアップしました。

ウィルクスが結果を残してくれれば、そのままウィルクスに来年もHCをやってもらうのが理想的かなと思います。

 

その他だと、やはりHC経験者が安定ですかね。

ただペイトンは個人的にあまり嬉しくないです。やはりセインツのイメージが強過ぎて、同地区ライバルのHCだったを人物にパンサーズHCをやってもらうのは、正直違和感が強いです。クインも同様です。

制約の無い中でのフローレスの指揮は是非見てみたく、オブライエンもかなり優秀なので全然アリ、ハーボウ弟は本人さえやる気なら相当期待できそうと、上記にあげたHC経験者であれば、基本誰でも良さそうな気はしています。少なくとも、ルールより10000倍有能でしょう。

 

オフェンスのコーチから次期HCを選ぶとなると、本人にHCのやる気があるビニミーやレフトウィッチが有力で、常勝チームに居るロマン、今シーズン凄まじいオフェンスを築き上げているウォルドロンやカナレス辺りは面白そうかなと思います。

ディフェンスのコーチから次期HCを選ぶとなると、年齢的にライアンズやモリス辺りが良さそうですかね。若いパワーで新しいパンサーズを作ってくれるかもしれません。

 

以上、長文失礼しました。他に良さそうなHC候補が居たら教えてくださいませ。