2023FA解禁1日目

2023FA解禁1日目

オフェンスの補強いかほどになんて思っていたら、めっちゃディフェンス補強しました。

明日以降補強する可能性は十分ありますが、WRやTEの補強はドラフトがメインとなるかもしれません。

そんなFA初日のパンサーズ、順番に見ていきましょう。

シャック

正確にはFA解禁前の出来事ですが、こちらにまとめておきます。

リリースの噂も絶えなかったLBシャック・トンプソンが、新たに2年の契約を結びました。

今年4年契約の最終年でそれを拡張するものなのか、来年からの新しい契約なのかイマイチ分かっていませんが、2015年のドラフト1巡指名から、今年でパンサーズ一筋9シーズンとなる生え抜き選手が新体制でも残留してくれることは喜ばしい限りです。

→ (追記)おそらく、4年契約の最終年を2年に拡張したと思われます。今年の契約はベースサラリー1236万ドルとなっていて、来年の額は不明です。

 

今や、かのスーパーボウルを知る数少ない選手となってしまったトンプソン。

昨シーズンは100タックル越えを記録するなど、衰えは全く感じません。トーマス・デービスのように、これからも長くパンサーズで活躍する姿を見たいですね。

DT補強

FA解禁から真っ先に動いたのがDTでした。

27歳のシャイ・タトルと3年1950万ドル・保証1300万ドルの契約をしました。

地元ノースカロライナ出身で、2019年ドラフト外でセインツへ入団。そこで4年過ごしFAとなったところ、パンサーズが獲得しました。

パンサーズのDTにはデリック・ブラウンが居て、今年からディフェンスが3-4となるため、タトルはDEでの起用になるのかなと思います。逆もあり得ます。

いの1番にDT補強は驚きましたが、悪くないでしょう。タトル加入により、マット・アイオナイディスとの再契約はおそらく無くなりました。

S補強

続いてはS。28歳のボン・ベルと3年2250万ドル・保証1300万ドルの契約をしました。

2016年ドラフト2巡指名でセインツへ加入。そこで4年過ごし、2020年からはベンガルズでプレー。スーパーボウルを経験しています。

パンサーズの先発Sにはジェレミー・チンとゼイビア・ウッズが既に居まして、その中で新たな先発Sの補強。

これは間違いなく、チンをルーキーイヤー以来となるS兼OLBで起用することになると思います。その起用法でDROY一歩手前まで行ったことを考えると、非常に楽しみです。ナイスコーチ陣。

本人も嬉しそうで何より。

というか、Sに専念してから全然パッとしてなかったので、ファンはずっとチンをそういう風に起用して欲しいと思ってましたけどね。マット・ルールの罪は重い。

ボーズマン!!

ついに再契約してくれました。

Cブラッドリー・ボーズマンと3年1800万ドル・保証1000万ドルで契約しました。これで昨シーズンの主力OLが、今年も全員残っていることになります。ルーキーQBをよろしく頼むボーズマン。

ボーズマンと共に再契約が望まれているRBディオンテ・フォーマンについてもオファーは出しているということで、こちらの朗報も待ちたいところです。

キッカーについて

FAとなるエディ・ピネイロではなく、怪我でピネイロにその座を譲っていたゼイン・ゴンザレスを選択したようです。

昨シーズンのピネイロの安定感は、1試合を除いて素晴らしいものでした。それでもゴンザレスを選択したのは、昨年締結した2年契約が残っているからかもしれません。新しくピネイロと契約するより安く済みそうですし。

ゴンザレスは怪我が多いので心配ですが、頑張ってもらいましょう。ピネイロには新天地が見つかることを願って。

1日目終了

約2200万ドルのキャップスペースから始まり、早くもカツカツになりつつあります。どうなる明日。

<その他いろいろ>

サム・ダーノルドニキは49ersへ。意外と出番ありそうね。

制限付きFAのSサム・フランクリンにテンダーオファーしました。

昨年ドラフト3巡指名QBマット・コラルをトレードするとかしないとか、ドラフトでQBアンソニー・リチャードソン狙いならトレードダウン確実とかなんとか、色々噂が飛び交ってます。どうなるにせよ、ルーキーQB確定なので安心感が違うね。