2023ドラフト全体1位指名権獲得!!
- 2023.03.11
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, ドラフト, パンサーズ

※分かりづらい部分があったので、そこ含めていろいろ追記・修正しました。
昨日なんやかんや書いたばかり早々、とんでもないニュースが飛び込んで来ました。まさか本当に狙っていたとは…
トレードアップ!!
The full details of the @Panthers and @ChicagoBears blockbuster deal. pic.twitter.com/qjEJMyD07L
— NFL (@NFL) March 11, 2023
パンサーズがベアーズとドラフト指名権のトレードを敢行。パンサーズが今年のドラフト全体1位指名権を獲得しました。
気になる対価は、今年の1巡(全体9位)と2巡(昨年クリスチャン・マキャーフリーを49ersへトレードした際に受け取った方)、来年の1巡、再来年の2巡、そしてWR D.J.モーアです。
モーアを出したことは予想外で、驚きと悲しさが混在し複雑な心境ではありますが、その分渡した1巡指名権が2つで済んでいることを考えると、またしてもGMスコット・フィタラーがうまくやったなと思います。ベアーズは昨シーズンからモーア獲得を画策していたようなので、そこに付け込んだ感じですかね。
2018年ドラフト1巡指名から毎年先発QBがコロコロ代わる状況下でも3年連続レシーブ1000ヤード越えを達成するなど、エースレシーバーとしてしっかり活躍してくれたモーア。
ジャスティン・フィールズがどうなのか分かりませんが、新天地での活躍を願っています。ありがとう。
😱😱
— DJ Moore💫 (@idjmoore) March 10, 2023
そりゃ本人も予想外だよね。もちろんこのトレードに何にも関わってないただのファンだけど、なんかすっごい申し訳ない気持ちになってしまうわ…
Yes.
Trading DJ Moore clears about $10M in cap space ($14M in Dead Money)
The #Panthers now sit at ~$23M below the limit. https://t.co/mVuB8KASBo— The Riot Report (@RRiotReport) March 10, 2023
According to Over the Cap, the #Panthers have over $156M in cap space and no dead money in 2024.
Sheeeeesh pic.twitter.com/ceOTkcP8xd
— Edgar Salmingo, Jr. ✌️ (@PanthersAnalyst) March 11, 2023
奇しくも、これで悩んでいたキャップスペースが結構空くことになりました。さらに来年だと今のところ、デッドマネーも皆無とのこと。うーん、フィタラー恐るべし。
Update: The “sense around the league” is that the #Panthers will be drafting Ohio State QB C.J. Stroud, according to league insiders.
(via @josephperson) pic.twitter.com/aDHi92Pq66
— Dov Kleiman (@NFL_DovKleiman) March 10, 2023
これでパンサーズは先発QBをドラフト1巡指名することが確実となった訳ですが、そうなれば今年のドラフトで最も高い評価を受けているブライス・ヤングをすんなり指名…という訳ではなさそうで、実際はC.J.ストラウドを狙っているのではないかという情報が出ています。
Panthers now control the draft. A source said Scott Fitterer and Frank Reich have conviction on a couple of QBs at the top. If they end up liking more than 1, they could potentially trade down, source said.
— Joe Person (@josephperson) March 10, 2023
そこで考えられるプランの1つに、このまま1位でストラウドを指名するのではなく、2位のテキサンズとトレードを行い、今年の2or3巡指名権を増やしつつ、テキサンズにはヤングをしっかり指名してもらって、パンサーズは全体2位でストラウドを指名するというプランです。
本当にストラウド狙いであるなら1位で指名するのはちょっと勿体無い気がするのは事実で、このプランを取れば失った指名権を取り戻しつつストラウドを指名できることになります。まぁ要するに、今年のドラフトは今この時からパンサーズがコントロールできるようになり、好きなように動けるということですね。
CJ Stroud is reportedly the “QB of choice” for Panthers new head coach Frank Reich.
While, Bryce Young is “favored” by Panthers owner David Tepper.
The Panthers who now own the first overall pick in the Draft have 48 days to decide which QB they will take 👀 pic.twitter.com/g7VGhIklhc
— NFL Rookie Watch (@NFLRookieWatxh) March 11, 2023
HCライクはストラウド、オーナーのデイビッド・テッパーはヤングが好みとの報告が。この2人のどちらかを指名するのは間違いないと思いますが、果たしてどうなるか。
ともあれ、キャム・ニュートン以来となるドラフト1巡でQBを指名することが確実となったパンサーズ。これは俄然楽しみだ。
レシーバーについて
エースレシーバーがチームを去ってしまったため、レシーバーの補強は確実に必須となりました。
ドラフト2巡以降で誰かしら指名する可能性は高そうですが、他にも選択肢が欲しいところです。
そうなるとFAで有力選手を補強するのが無難ということになりますが、パンサーズが興味を示している?との噂が出ている選手をあげていくと、
- FAとなるWRの中で最も若く、チーフスで2度のスーパーボウル制覇を経験したメコール・ハードマン(24歳)
- 元スティーラーズのエースレシーバーで、昨シーズンはチーフスでスーパーボウル制覇を経験したジュジュスミス・シュースター(26歳)
- 新HCフランク・ライクの前職場選手で、年齢も若いパリス・キャンプベル(25歳)
- バイキングスで長くエースレシーバーを務め、ついに今年離れることになったベテランのアダム・シーレン(32歳)
- 一昨年シーズン悲願のスーパーボウル制覇を成し遂げたものの代償として負傷、昨シーズンは所属チーム無しで全休、パンサーズがプライベートワークアウトを見学したとの情報が出ているオデル・ベッカムJr.(30歳)
といった辺りです。ベッカム、あるんか?
トレードでの補強も無きにしも非ずで、その場合だとカーディナルスWRディアンドレ・ホプキンス(30歳)が噂されてたりします。ホプキンスは2巡指名権1つで獲得できそうで、下手にドラフトで指名するより確実な選手と言えます。キャップスペースの問題は付きまといますけども。
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