NFLドラフト2021のパンサーズ ~DAY2~
- 2021.05.01
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, ドラフト, パンサーズ

激動の1日でした。
一旦整理しましょう
Doing some tradey trades ↔️ pic.twitter.com/zJNzAotifX
— Carolina Panthers (@Panthers) April 30, 2021
まず最初にベアーズとトレードしてバック。
Terms of the trade with the @Browns pic.twitter.com/oy2KMQs4LY
— Carolina Panthers (@Panthers) May 1, 2021
立て続けにブラウンズとトレードしてバック、その後ようやく2巡指名権を行使。
トレードアップしなければ次の指名まで1時間ほどあったので仮眠したところ、うかつにも寝過ごしてしまい、慌ててTwitterを確認したところ、
SHEESH ANOTHER TRADE ✅
(keep up peeps) pic.twitter.com/uTAICJG8t0
— Carolina Panthers (@Panthers) May 1, 2021
3巡に入り、今度はイーグルスとトレードしてアップ。そして指名を行い、
For those asking… pic.twitter.com/dbKlnocrHj
— Carolina Panthers (@Panthers) May 1, 2021
最後はテキサンズとトレードして三度バック。2巡と3巡しかない2日目に、計4回ものトレードを行いました。2日目にこれだけパンサーズがトレードするのを見たのは初めてです。GMスコット・フィタラー、おそるべし。
改めて整理しておきますと、トレードが起きる前は、
- 2巡39位
- 3巡73位
- 4巡113位
- 5巡151位
- 6巡191位
- 6巡193位
- 6巡222位
という指名権の状態でした。そして4度のトレードを敢行した結果、
- 2巡59位
- 3巡70位
- 3巡83位
- 4巡109位
- 5巡158位
- 6巡193位
- 6巡204位
- 6巡222位
となり、トータルで1つ増えました。さらにテキサンズからは来年の4巡指名権も貰いまして、QBサム・ダーノルドを獲得した時に失った4巡指名権を取り戻した格好になります。やるなフィタラー。
2巡59位
The @Panthers select @Terracemjr with the 59th pick!
: 2021 #NFLDraft on NFLN/ESPN/ABC pic.twitter.com/JvU9b1MKLM
— NFL Network (@nflnetwork) May 1, 2021
ということで2巡指名したのは、LSUのWRテレイス・マーシャルJr.でした。2度もトレードバックをした割には、かなり有望な選手を指名できたと思います。大学では2度負傷離脱をしており、怪我をしやすいのではないかと危惧されている点が、この順位でも指名できた理由と推測されています。
マーシャルは190cmの長身WRで、ぶっちゃけロビー・アンダーソンと立ち位置は被りますが、今どきエース級WRが3人以上ロスターに居るのは珍しくなく、ストロングポイントの更なる強化と考えれば、案外良い補強なのかなと思います。OCジョー・ブレイディとはLSU時代に顔合わせ済みのため、彼の進言も指名の一要因かもしれません。
ただし元の順位(39位)の時、1巡指名される可能性もあったTテヴェン・ジェンキンスを指名できたのにスルーしたことは、シーズンが開幕しマーシャルが活躍しない限り言われ続けることでしょう。しかもトレード相手のベアーズが指名してる訳ですから。
3巡70位
A lineman you said? pic.twitter.com/yWaqwrzJYs
— Carolina Panthers (@Panthers) May 1, 2021
ここでついにOLが来ました。BYUのTブレイディ・クリステンセンです。
詳しく調べていなかったため、どういう選手か知りませんでしたが、
Brady Christensen set a PFF record for highest grade ever (96.0) by an offensive lineman in 2020, besting Penei Sewell’s grade from 2019.
— Will Bryan (@Pantherstatsguy) May 1, 2021
今年のトップTペネイ・スールと肩を並べるほどの実力を秘めている選手なのだそうで。3巡指名ながらトレードアップしてまで指名したということで、それなりに期待できるかも。
懸念点としては、他のドラフト選手よりも年齢が高いこと(24歳)ですかね。これが若干ネックになって、3巡でも指名できたのかなと思います。ただOLは30歳半ばになってもバリバリ現役で活躍している選手は居るため、個人的には気になりません。
3巡83位
It’s going down, we’re yelling pic.twitter.com/bXEZpPkdKy
— Carolina Panthers (@Panthers) May 1, 2021
もう1つの3巡指名権では、ノートルダム大学のTEトミー・トレンブルを指名しました。ピックアップ記事で、パンサーズが指名することは無さそうとか書いてすみませんでした。NFL公式の評価も高い待望のTEなのですが、主な役割はブロッキングTEということで、この順位でも指名できたのでしょう。
正直レシーバーとして活躍の期待できるTEの方が欲しかったのは本音ですが、NFL公式アナリストの人たちはトレンブルを絶賛しており、かなり玄人好みの選手と思われます。機敏に動けるOLと考えたら悪くないかな。
パンサーズ以外の2日目感想
Record Alert
There were 8 quarterbacks selected in the first 3 rounds, the most in NFL Draft history#NFLDraft2021
— NFL Research (@NFLResearch) May 1, 2021
2日目は大方の予想通り3人のQBが指名され、2日目までのドラフトQB歴代最多指名数となりました。
トム・ブレイディの引退後引き継ぎ候補筆頭となったカイル・トラスク、何かと問題山積みのデショーン・ワトソンの状況次第では開幕先発もあり得るデイビス・ミルズ、カーク・カズンズが結果を残せなければ試合に出られるであろうケイレン・モンド。
この日指名されたQBたちは、いずれも今年から先発出場できるかもしれないチームに入れたなと思います。
3日目の展望
残る指名権は、
- 4巡109位
- 5巡158位
- 6巡193位
- 6巡204位
- 6巡222位
の現状5つです。まぁどうなるかは分かりませんけども。
Sの指名は絶対として、残りはDT、QB、OL(C)の指名を期待しつつ、最終日も楽しみたいと思います。
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