NFLドラフト2020 DAY2のパンサーズ感想

NFLドラフト2020 DAY2のパンサーズ感想

2巡指名結果

昨日、2巡でのCB指名は確実だろう、間違いないよと豪語した結果、

全然違うじゃねーか!! 本当にすみません!!

ということでパンサーズは、2巡38位にて、ペンシルヴァニア州立大学のDEイェトゥア・グロスマトスを指名しました。

予想外の指名に面食らいましたが、グロスマトスは1巡で指名されてもおかしくなかった選手なので、この指名については決して悪くないと思います。むしろ良いです、パスディフェンスから目を背ければ。

ただおそらく、指名する予定では無かったと思います。これだけ良い選手がパンサーズの指名まで落ちてきたので、急遽指名することになったのかなと予想しておきます。ラッキーと言うべきかどうか。

そして3巡指名となるはずが

ここでトレードアップを敢行し、2巡最後となる64位に滑り込みました。そして指名したのは、

当ブログで取り上げていない選手が来ちゃった!! 本当に申し訳ない!!

(言い訳させてください。実はこの選手、NFLアナリストのダニエル・ジャーマイア氏がそれなりに評価していて、初期段階では下書きに名前を書いていました。その後公式の評価がそんなに高くないことから外してしまったのです。本当です信じてください。)

南イリノイ大学のDBジェレミー・チン。年齢は22歳、身長191cm、体重96kg。

大学時代の主なポジションはSっぽいですが、NFLでの表記はDB、さらに191cmという長身からLBも行けそうで、パンサーズは一体どこに起用する気で指名したのでしょうかね。高身長のCBと考えれば非常に脅威となりそうですが、WRのスピードについていけるのかなと不安。やはりS起用が主となるのでしょうか。

しかし高身長のDBは魅力的です。トレードアップしてまで取った甲斐があるかは分かりません。

DAY3の展望

最終日となるDAY3。

トレードアップをしたもののその対価は、3巡とカイル・アレンをレッドスキンズへトレードした際に受け取った5巡(148位)だけで済みまして、

4巡113位

5巡152位

6巡185位

7巡222位

の4指名権が残りました。

ちなみに有力なCBは、ブライス・ホール(ヴァージニア大学)とアミク・ロバートソン(ルイジアナ工科大学)の2人が残っています。ホールは昨年10月に足首を手術しており、ロバートソンは177cmという身長がネックではありますが、今度こそCBを指名しておきましょう。

4巡はCBとして、残りはOL、TE、DT辺りがいいですね。TEはランディ・モスのご子息サディウス・モスなんてどうでしょうか。ハーニーよろしく頼む。

バーンズの悩み

4-3、3-4、今年のディフェンスはどっちになるんでしょうね。昨日4-3に戻って欲しいと書きましたが、グロスマトス指名により一層4-3に近付いたように思います。

それぞれのシミュレーションを書いておくと、

[4-3の場合]

DEステフィン・ウェザリー DTデリック・ブラウン DTケイワン・ショート DEイェトゥア・グロスマトス
OLBタヒル・ホワイトヘッド ILBシャック・トンプソン OLB ??

とDLは完璧ですが、昨年のドラフト1巡指名ブライアン・バーンズの居場所が難しくなります。DEに配置してパスラッシャーをやらせるか、でもそうなるとグロスマトスやウェザリーと被るし、あえてOLBに配置してLBとして育てるか。はたまたチンをLBにするという手もある。

[3-4の場合]

DEケイワン・ショート NTデリック・ブラウン DEステフィン・ウェザリー? ←↓入れ替えもあり?
OLBブライアン・バーンズ ILBタヒル・ホワイトヘッド ILBシャック・トンプソン OLBイェトゥア・グロスマトス?

3-4だとバーンズを最も有効に起用できます。ただし、

せっかく指名したグロスマトスは4-3ディフェンスに慣れているとのことで、今度はグロスマトスを有効に起用できない可能性があります。

要するに、バーンズをどうするかってことですね。最大限その力を発揮してもらうには3-4だろうし、でもせっかくグロスマトスを指名したなら4-3だよなぁ…とか勝手に悩んでます。

3巡までで指名した3選手は複数のポジションをこなせるようなので、どっちになっても何とかなりそうですけどね。