新DC決定!!

新DC決定!!

フランク・ライクが新HCに就任する前にHC候補として面談もしていたエジロ・イヴェロが、パンサーズの新しいDCとなりました。

年齢は42歳。2017~21年はラムズで主にディフェンスのコーチを担当し、スーパーボウル制覇に貢献。

昨年はブロンコスでDCをしていましたが、HC交代に伴い先日契約を解除されていました。

→(修正) ブロンコスからは引き留められていたようです。ただ本人が新天地でリスタートしたいとの希望により、ブロンコスを離れることになったとのこと。一層ありがとうイヴェロ。

バイキングスも狙っていたようですが、イヴェロが選んだのはパンサーズ。プレーオフ進出チームよりもパンサーズを選んでくれたことは嬉しいですね。

ちなみにイヴェロは完全にディフェンスのコーチという訳でなく、2012~13年に49ersでオフェンシブアシスタントを経験しています。

本命はビック・ファンジオだったと思われますが、残念ながらファンジオはドルフィンズのDCとなってしまい、さてどうなるかと思っていたところのイヴェロ。

本命(仮)のファンジオは逃したものの、ファンジオと共に仕事をしたことのあるイヴェロをしっかりDCにできたことは、大きいのではないでしょうか。

公式発表では無いため確定ではありませんが、新体制のコーチ陣も徐々に明らかになって来ています。

昨年から続投となる、見違えるほど強固なOLを構築してくれたOLコーチのジェームズ・キャンペン。

同じく続投の、リーグトップクラスの安定感を誇るキッカーとパンターを擁立してくれたスペシャルチームコーディネイターのクリス・テイバー。

 

そして新加入、昨年ライオンズでアシスタントHC兼RBコーチを務め、リーグ屈指の凶悪オフェンス構築に一役買っていたデュース・ステイリー。

まだステイリーはどの役職に就くか決まっていませんが、他に良さそうなOC候補がいなければ、新OC有力候補だと思われます。HC候補として面談をしたライオンズOCベン・ジョンソンはライオンズに残ることになりながら、同職場のステイリーはしっかり囲い込んだ形です。

 

これらコーチ陣の顔ぶれを見ているだけでも、既に期待値は相当高いです。楽しみだ。

 

話戻しましてイヴェロ。

イヴェロのディフェンスの基本は3-4とのこと。新HCライクがオフェンス畑のコーチであることから、ディフェンスのことは基本的に一任されると思われるため、おそらくパンサーズでも2019年以来となる3-4ディフェンスになるのかなと思います。

今やチームの顔であるブライアン・バーンズは元々、3-4ディフェンスとなった2019年にOLB(EDGE)としてドラフト1巡指名されました。イヴェロのディフェンスとは相性が良いはずです。

 

3-4となると、DTデリック・ブラウンをNTとして起用した場合、DTのドラフト上位指名の必要は無さそうで、MLBについても、個人的には4-3と比べるとその重要性は若干低くなると思っているため、ドラフト上位指名の考えは一旦置いといてよさそうです。

ベアーズがジャスティン・フィールズで行くことを決めて全体1位指名権のトレードに前向きとの報道も出ており、これはより一層、ドラフト1巡でのQB指名が現実味を帯びて来たのかもしれません。

既に2チームからオファーが来ており、それはテキサンズとコルツではなく、内1チームはタイタンズと言われています。

もう1チーム、パンサーズの可能性大いにあるね。