2022WEEK9@シンシナティ・ベンガルズ戦の感想
- 2022.11.07
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, パンサーズ

全体の感想
パスディフェンスは、被サック数の多いQBジョー・バロウに全然プレッシャーを与えられず。
ランディフェンスは、ランオフェンスが強くない相手にトータル241ヤードも走られて。
ディフェンスがこんなんじゃ勝てるわけないですね。大恥さらして無残に大敗です。気分悪い。
同地区以外のアウェーゲームのオフェンス、なんでこう馬鹿みたいに単調なものになってしまうのだろうか。中央突破のランは出ないって数回ですぐ分かっただろうに、いつまでもいつまでも繰り返す。
やはりOCベン・マカドゥーも一緒に解任するべきだった、そう思わずにはいられない。前2試合の見直しを全捨てにする、ある種見事なプレーコールでしたわ。
オフェンス
QB
CMP/ATT | YDS | SK | TD | LG | INT | RT | |
P.Walker | 3/10 | 9 | 0 | 0 | 5 | 2 | 0.0 |
立ち上がりにWRテレイス・マーシャルの取って欲しいドロップと、TEトミー・トレンブルの取らないとダメなドロップ。
RBスペンサー・ブラウンのハンドオフファンブル、低迷したランオフェンス等による影響も多々あった気はしますが。
それでも先週の@ファルコンズ戦の良いイメージがあっただけに、非常に残念な結果と共に、P.J.ウォーカーは前半で出番終了となってしまいました。レーティング0は初めて見たかもしれない。
CMP/ATT | YDS | SK | TD | LG | INT | RT | |
B.Mayfield | 14/20 | 155 | 0 | 2 | 27 | 0 | 126.0 |
後半から出場したベイカー・メイフィールドは、暫定HCスティーブ・ウィルクスの下で初プレー。
数字だけ見れば素晴らしい結果を残していますが、既に35点ものとんでもない差が開いていたため、ベンガルズディフェンスが余裕で手を抜いていたのは間違いありません。
その中での成績なので、正直評価は難しいです。ただし、HCマット・ルール時のパフォーマンスよりは良かったと思います。
OL
ウォーカーの個人技でかわしたサックはありましたが、パスプロテクションで許したサック0は素晴らしいです。
ただランブロックが良かったとは言えません。プレーコールのせいと言えなくはないですけど。
ラン
ATT | YDS | AVG | LG | TD | |
D.Foreman | 7 | 23 | 3.3 | 6 | 0 |
S.Brown | 3 | 16 | 5.3 | 7 | 0 |
R.Blackshear | 5 | 13 | 2.6 | 5 | 1 |
L.Shenault | 2 | 6 | 3.0 | 4 | 0 |
P.Walker | 1 | 6 | 6.0 | 6 | 0 |
トータル64ヤードと撃沈。前2試合が嘘のように、全くランが出ませんでした。プレーコールが悪かったとしておこう。
レシーブ
REC/TAR | YDS | AVG | LG | TD | |
T.Marshall | 3/6 | 53 | 17.7 | 21 | 1 |
R.Blackshear | 4/4 | 40 | 10.0 | 27 | 0 |
D.Moore | 2/6 | 24 | 12.0 | 14 | 0 |
S.Smith | 1/2 | 20 | 20.0 | 20 | 0 |
T.Tremble | 2/4 | 11 | 5.5 | 8 | 1 |
S.Brown | 2/3 | 10 | 5.0 | 9 | 0 |
G.Ricci | 1/1 | 8 | 8.0 | 8 | 0 |
L.Shenault | 0/1 | 0 | 0.0 | 0 | 0 |
D.Foreman | 2/3 | -2 | -1.0 | 2 | 0 |
エースWR D.J.モーアもこの日は目立たず。
しかし数少ない収穫として、WRテレイス・マーシャルの期待値はどんどん上がっています。
ディフェンス
QBバロウは、パス成功22/28、206ヤード、1TD、0インターセプト、レーティング109.2。ロングパスは防いだと言うべきか、いや、そもそもロングパス自体投げなくてもいいくらいの状況にしてしまったと言うべきだろう。被サックの多いQB相手に奪ったサックたったの1がそれを物語っています。
ランはトータル241ヤード献上と大崩壊。明らかにこちらが原因で、ベンガルズオフェンスに好き放題やられました。本当に情けない。
ちなみに屈辱のバロウ温存の際出て来たバックアップQBブランドン・アレンから1サック奪っていますが、パスを投げなくてランだけでいい状況にも関わらず、そんなアレンにもしっかりパスを投げられました。この上ない屈辱です。ベンガルズが嫌いになりました。
DL
DEブライアン・バーンズとDEアマレ・バルノが共に1サック。バーンズは首を痛めたようで心配。
LB
OLBシャック・トンプソンが計10タックルでチームトップ。
DB
CBドンテ・ジャクソンが怪我で欠場したのが響いたのか、バロウに面白いようにパスを決められ、ランディフェンス同様精彩を欠いていました。何だかんだ言われていますが、ジャクソン抜きだとこうなってしまうんだよなぁ、残念ながら。
スペシャルチーム
先週大変だったKエディ・ピネイロはエクストラポイントだけながら、しっかり3/3成功。ちょっと1本目危なかったけど、ピネイロにとっては良い調整機会となったのではなかろうか。
さいごに
完膚なきまでにボコボコにされて、なんか脱力感がすごいです。
普段なら他チームのハイライト動画を見たりするのですが、そんな気も起きないくらい完全に気が抜けてしまったので、ここは来年の話でもして現実逃避。
シーズン半分を過ぎ、現在来年のドラフト全体2位指名の位置に居るパンサーズ。
アラバマ大学QBブライス・ヤングを1巡指名して、アラバマ大学OC兼QBコーチをしているビル・オブライエンをHCに招聘。
なんて2枚取りあったりしてね。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
CAR | 0 | 0 | 7 | 14 | 21 |
CIN | 7 | 28 | 7 | 0 | 42 |
次戦はすぐそこ、サーズデーナイトでファルコンズと再戦。同地区戦なので、今回のような悲惨な結果にはならないと思いますが果たして。
同地区のトップは4勝。パンサーズは2勝。
この対戦は、なんと仮に勝とうものなら、まだ地区優勝が狙えるラインに残るという奇跡的な立場で迎えることになります。
そういった意味で嬉しさ・楽しみはあるものの、このベンガルズ戦を見せられた後だとね。いやー複雑だわ…
<結論>
OCマカドゥーが全部悪い。
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