2021WEEK12@マイアミ・ドルフィンズ戦の感想

2021WEEK12@マイアミ・ドルフィンズ戦の感想

全体の感想

この日はオフェンス、というよりQBキャム・ニュートンに尽きますね。

試合序盤のTDへと繋がったWR D.J.モーアへのロングパスは完璧で、その時の期待感は凄かったのですが、その後は見るも無残に全くもってダメダメ。

懐かしき悪ニュートンが降臨してしまいました。こんなこと沢山あったなぁって、思い出したくない記憶が引っ張り出されました。

 

そんなことでオフェンスが何もできず、挙句2インターセプトを許したことでディフェンスは崩壊。見事負けパターンに入り、そのまま完敗しました。

今シーズンのパンサーズは本当オフェンスさえ普通であれば、ただただ普通であれば勝てるんだけどね。それが全然できない。このモヤモヤもどかしさはどうしたらいいのか。

ついでにパンサーズはリーグトップの反則数らしく、この日も7回と多かったです。そういった細かいミスも勝てない要因なんだろうね。

 

一応触れておくと、パントブロックされTDを取られたシーンは、試合結果に全く影響していないと思います。むしろすぐにオフェンスを継続できて良かったまである。

オフェンス

QB

CMP/ATT YDS SK TD LG INT RT
C.Newton 5/21 92 1 0 64 2 5.8

見たことないレーティング来ました。一桁とはこれ如何に…

CMP/ATT YDS SK TD LG INT RT
P.Walker 5/10 87 4 0 24 1 40.4

試合終盤に出場したP.J.ウォーカーの動きは良かったです。被サックは4と多いですが、点差が広がっていたことで奥を狙う必要があった+ディフェンスの前のめりプレッシャーによるものなので、気にする必要はありません。インターセプトもディフェンスの手に当たったことによるものなので問題無し。

OL

良くは無かったけど、そこまで悪くなかったと思います。とにかくニュートンのパスが酷かった。

RGトレント・スコットのニュートンをエンドゾーンへ押し込んだプレーはスーパーファインプレー。

ラン

ATT YDS AVG LG TD
C.McCaffrey 10 35 3.5 15 0
S.Chandler 1 14 14.0 14 0
C.Hubbard 2 6 3.0 5 0
C.Newton 3 5 1.7 2 1
A.Abdullah 2 4 2.0 5 0

RBクリスチャン・マキャーフリーは足首に違和感を覚えたようで、最後の方出ていません。次週BYEなので大丈夫だと思いますが、ちょっと心配。

ショーン・チャンドラーはSの選手です。いつ走った。

(11/30追記)

マキャーフリーの足首の状態は予想以上に悪いようで、今シーズン2度目のIR入り=シーズンエンドとなってしまいました。本人にとって、ここ2年は相当試練だね。

IR入りさせたということは、それだけ状態が悪いのか、それともチームがもう今シーズンのプレーオフ進出を諦めているのか。

レシーブ

REC/TAR YDS AVG LG TD
D.Moore 4/10 103 25.8 64 0
B.Zylstra 1/2 24 24.0 24 0
A.Abdullah 2/6 20 10.0 13 0
R.Anderson 1/4 15 15.0 15 0
A.Erickson 1/1 13 13.0 13 0
T.Tremble 1/3 4 4.0 4 0
I.Thomas 0/3 0 0.0 0 0
C.Hubbard 0/1 0 0.0 0 0
C.McCaffrey 0/1 0 0.0 0 0

過多ドロップ再び。一体どうしたんだレシーバー陣よ。

WRモーアが滑り込みで100ヤード越え。WRブランドン・ジルストラは少ない機会で良い活躍でした。

ディフェンス

QBトゥア・タゴヴァイロアは、パス成功27/31、230ヤード、1TD、0INT。被サックは2。こちらのミスのおかげで、堅実なプレーのみで終始安定していました。

ランはトータル111ヤード。こういう試合展開なら仕方無い。

DEブライアン・バーンズは怒り心頭。その気持ちも分かるけど、オフェンスがあれじゃ仕方無いよ。

DL

DEバーンズが1サック、ルーキーDTフィル・ホスキンスが1サックを記録。ホスキンスは良い動きでした。

LB

OLBシャック・トンプソンが計13タックルでチームトップ。

DB

(12/1追記)

試合終盤に体を痛めていたCBドンテ・ジャクソンもIR入りしてしまいました。おそらくシーズンエンドと思われます。

そして同時に、来年FAとなるCBジャクソンにとって、これがパンサーズ最後の出場となってしまったかもしれません。

スペシャルチーム

Kゼイン・ゴンザレスはエクストラポイント・FG共に1回しっかり成功。Pラクラン・エドワーズはパントお疲れ様。LS J.J.ジャンセンのフェイクパントスナップはお見事でした。

さいごに

HCがブライアン・フローレスになってから、どうもドルフィンズはシーズン後半戦非常に強いね。

あと昨シーズン、ニュートンは同地区ペイトリオッツで先発してたから、傾向と対策ができていたのかも。

…としておこう。

1Q 2Q 3Q 4Q Total
CAR 7 3 0 0 10
MIA 7 14 6 6 33

次週はBYEでお休み。明けたファルコンズ戦、QBは誰が先発するのか。

<今後の展望>

まだ今シーズン終わっていないため今後の試合次第ですが、プレーオフは相当厳しくなりました。

プレーオフへ行けない、敗戦も続くとなれば、その先にあるのはチーム解体でしょう。

となれば、まずHCマット・ルール解任。これは免れないね。

 

昨シーズンもオフェンスは悪かった。面白くなかった。

でも今シーズンのオフェンスはもっと酷い。昨シーズンの方がマシと思えるほどに。ディフェンスは良くなっているのに。

OCジョー・ブレイディの責任か?

でもLSUコーチ時代は、今ベンガルズで大活躍している、当時何者でも無かったQBジョー・バロウを育てた張本人だ。

各チームからHCの誘いも多々来ている若き優秀なコーチが、こんなつまらないオフェンスを組み立てるとは思えない。

 

OCがプレーコールをするが、最終的にオフェンスのプレーを選択するのはHCだ。

そう言えば昨シーズンも今シーズンもオフェンス時、何でもないしょーもない時によくタイムアウトを取っていた。

これってOCブレイディが出したプレーコールをHCルールが嫌って別のプレーを要求、そんなことをしている内に時間が来てタイムタウト。

もしかしたら、そんなやり取りをしていたのかもしれない。

 

このまま行けば、やはりHCルール解任は確定路線かな。さすがに未来が見えん。オフェンスがつまらなさ過ぎる。