QBについて妄想雑談
- 2021.10.19
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, パンサーズ

妄想話
GMスコット・フィタラーは、今シーズンプレーオフへ行けると読み、WEEK3とWEEK4の試合後に、2人のCB(C.J.ヘンダーソンとステフォン・ギルモア)をトレードで獲得しました。
しかし補強したディフェンスとは裏腹に、ここ2試合オフェンスが足を引っ張る形で現在3連敗中。特にパスオフェンスがうまく行っていません。
OLの改善が必須なのは間違いありませんが、残念ながらFAやトレードで獲得できそうな有力選手は居らず、現状は来年オフに何とかするしかなさそうです。レシーバー陣のドロップも何とかしないといけませんが、こちらもどうしてこうなってしまったのか分からず、手の打ちようがありません。
決してサム・ダーノルドだけが悪いと思いません。
しかし、ならQBを交代するのはどうだろうと考えた時、ふと浮かび上がった名前があります。
脆弱なOLでも結果を残して来たQB?
レシーバー陣がドロップ連発しても結果を残して来たQB?
そう、居るじゃないか。居たじゃないか。
何を隠そう、我らがキャム・ニュートンだ(画質粗くてすみません)。
ニュートンがスーパーボウルへ行ったシーズン、今ほどでは無いにしろ、OLがお世辞にもリーグトップクラスだったとは言えないと思います。
さらに絶対的エースWRと呼べる存在も居ませんでした(テッド・ギンは居ましたがドロップが多く絶対的とは呼べません)。TEにグレッグ・オルセンは居ましたが、今のパンサーズでは、WR D.J.モーアがそれに当たる選手だと思います。
RBは優秀なジョナサン・スチュワートが居て、今は超優秀なクリスチャン・マキャーフリーが居ます。
要するに、OLが酷くレシーバー陣がいまいちパッとしない今のパンサーズオフェンスで結果を残せるQBは、結構真面目に、ニュートンしかいないのではないか、ということです。
昨シーズンのペイトリオッツでの動きを見る限り、腕(肩)に関しては、何度もメスを入れたことからか、残念ながら全盛期の力はもうありませんでした。
しかし足に関しては相変わらず素晴らしいものをもっており、今のNFLのQBに対する(いい意味で)過保護な反則の取られ方は、ニュートンにとって相当追い風のはずです。今までどんだけ理不尽なノーファール悪質タックルを受けてきたと思ってる。
加えてニュートンは現在FA状態なので、ノーリスクで獲得に乗り出すことができます。本人もまだ引退する気は無いと表明しており、全32チームの先発QBより自分が劣っているとは思わないと豪語していました。ついでにワクチン接種も完了しました。
カムバックのハードルとしては、HCマット・ルールとオーナーのデイビッド・テッパーです。ルールがHCに就任した昨年にニュートンはリリースされ、オーナーのテッパーもそれを承諾していることになるからです。
この2人が恥を忍んでくれるのなら、ニュートンのカムバック計画(妄想)は一歩前進します。ちなみにGMスコット・フィタラーは今年からパンサーズに来ているため、ニュートンのカムバックに対する雑念は無いと思われます。
実際のところ可能性は正直低いと思いますが、もし本当にカムバックとなれば、パンサーズファンだけでなく、NFL界の盛り上がりも最高潮に達するでしょう。
今のところバンク・オブ・アメリカスタジアム(パンサーズのホーム)は、残念ながら結構空席が目立ちます。
もしニュートンがパンサーズ復帰となれば、当然インパクトは抜群。おそらくファンの人も一目見ようとスタジアムへ駆けつけるでしょう。プロスポーツにおいて勝つことが重要なのはさることながら、観客動員数、すなわち売り上げも大事な要素です。
仮に結果を残せなくても、パンサーズで引退という花道ができます。まぁ本人がそれを望むか分かりませんけど。
CBギルモアが付ける可能性はありますが、現状、背番号”1″は空いています。
(10/21追記)
.@BumpNrunGilm0re checking into his first practice pic.twitter.com/zX7Zr2CXlg
— Carolina Panthers (@Panthers) October 20, 2021
ギルモアは背番号9を身に付けることになりました。1はまだ空いています。
現在の動向
ニュートン曰く、多くない複数のチームから話を受けているということですが、その中で、
From NFL Now: Cam Newton is fully vaccinated and has been talking to the #Seahawks. We’ll see if anything comes of it. pic.twitter.com/FlbDltgY0J
— Ian Rapoport (@RapSheet) October 18, 2021
シーホークスがニュートンと話をしているようです。なんかそのまま契約しそうな気がしなくもないですが、シーズン中に復帰予定のラッセル・ウィルソンが居るのに果たして契約するだろうかという疑念はあります。現在先発を務めているジーノ・スミスも頑張っていて、ニュートンが入り込む余地はあるのかなと。
(10/21追記)
シーホークスはコルツからリリースされたQBジェイコブ・イーソンと契約するみたいです。これはさすがにニュートンと契約することは無さそうか。
Rhule: Sam Darnold is not playing well enough. But adds … neither is anyone.
— Joe Person (@josephperson) October 18, 2021
肝心のパンサーズはというと、HCルール曰く、現状新しいQBを加える計画は無いとのことです。
ただメディア向け発言のため、裏ではニュートンに話しかけた複数チームに入っているかもしれません。昨年だって「ニュートンと共にプレーすることを楽しみにしていると」か言っておきながらリリースしてますし。
(10/21追記)
https://t.co/eSTcDLqT85 pic.twitter.com/6jZT8dK213
— Joe Person (@josephperson) October 21, 2021
QBデショーン・ワトソン近辺が騒がしくなって来まして、パンサーズもちゃっかり参戦しているようで。今のところドルフィンズが最有力っぽいですが、まだどうなるか分からない雰囲気です。
ダーノルドはジェッツ時代、負けが込んでくると必ず怪我していたので、今後そうなる可能性は否定できません。若しくはシンプルに状態が上がって来ないのであれば、別のQB、ニュートンという選択肢は、十分考えられるのではないでしょうか。
…と、長々と妄想雑談にお付き合いいただき、大変恐縮です。
なんか本当に”ふと”思ってしまったので、ブログにまとめてみました。そう思わせるニュートンって、やっぱり凄い魅力的な選手だったんだなと、改めてしみじみと実感します。
これでシーホークスと契約したという報道がすぐ出たら、とんだ笑い記事ですね。笑ってやってください。
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