2021年オフシーズンの展望 ~オフェンス編~

2021年オフシーズンの展望 ~オフェンス編~

オフェンス各ポジションのオフシーズンの展望(希望・願望・要望など)について書いていきます。QBは別にまとめているので、よければこちらをご覧ください。

※トレードでの補強はQBと違い、基本的に考えなくていいかなと思っているので記載していません。ドラフト指名権を放出するなら、よほどの選手でない限りドラフトで指名した方がいいでしょう。

RB

絶対的存在のクリスチャン・マキャーフリーが居るため、補強優先度は当然低いです。バックアップをどうするかですが、FAになるマイク・デービスと再契約できればOKだと思っています。

もしできなかった場合は、FAやドラフトでの補強を考えていきましょう。あえて補強せず、チームに在籍している選手たちで何とかするのもありです。

OL

先発のグレッグ・リトルとデニス・デイリーが怪我により2020年シーズンほぼ出場していなかったり、テイラー・モートンがFAだったりと、先行き不透明な感じは拭えません。同じくFAのラッセル・オクングとは再契約しないと思うので、やはり補強しておきたいポジションです。

FAでの補強

有力選手をピックアップしようとリストを見ましたが非常に多く、加えて他チームのOL選手事情はさっぱりで心が折れました。気になる方はこちらをご覧になってください。

それにOLであれば、ドラフトでの補強を第一に考えた方が良さそうな気はしています。

ドラフトでの補強

1巡がQB指名なら2巡で、TE指名なら2巡か3巡で、それ以外なら1巡での指名が理想です。新GMスコット・フィタラーの下トレードダウンの可能性も出てきたので、その場合は1巡OL指名濃厚だと思っています。

TE

2020年シーズンにロスター入りしていたTE3人の合計レシービングヤードは204。近年のNFLにおいて、レシーバーとしてしっかり活躍できるTEは必要不可欠。補強必須。

FAでの補強

ベテランの選手も良いと思いますが、パンサーズは若返り真っ最中ということで、30歳以下の無制限FA組の中で有力と思われる選手たちをピックアップしました。

※かっこ内は年齢、右は2020年シーズン(プレーオフ除く)の成績です。

  • LAC|ハンター・ヘンリー(26)/REC60・613ヤード
  • TEN|ジョンヌ・スミス(26)/REC41・448ヤード
  • LAR|ジェラルド・イブレット(27)/REC41・417ヤード
  • SEA|ジェイコブ・ホリスター(27)/REC25・209ヤード
  • BUF|タイラー・クロフト(28)/REC12・119ヤード
  • TEN|マイコール・プルーイット(29)/REC5・49ヤード
  • PHI|リチャード・ロジャース(29)/REC24・345ヤード
  • IND|トリイ・バートン(29)/REC28・250ヤード

ヘンリーはフランチャイズタグを付けて1年間プレーしていた選手なので、基本的にはチャージャーズと再契約する流れになりそうですが、もし市場に出て来るなら狙って良し。

スミスもFA注目のTEで、額によっては狙っていいと思います。ホリスターはシーホークスということで、新GMフィタラーもよく知っているであろう選手。獲得に乗り出しても何ら不思議はありません。

それ以外の顔ぶれも良い感じで、いずれも今のパンサーズTE陣より活躍してくれるはずです。TEの補強はFAで済ませても良いですね。

ドラフトでの補強

パンサーズの指名順位(全体8位)で、CBSのプロスペクトランキング10位にランクインしているフロリダ大学のカイル・ピッツをほぼ確実に指名することができます。FAで補強しなかった場合、大いにあり得る選択肢です。

WR

D.J.モーア、ロビー・アンダーソンという2人のエースレシーバーが在籍しているため、補強優先度は低いです。

ただ3番手WRのカーティス・サミュエルがFAになるので、サミュエルと再契約しないのであれば、ドラフト4巡辺りで新たなWRを獲得すればいいのかなと思っています。FAで積極的に動く必要は無いです。

まとめ

RBはマイク・デービスとの再契約ができればOK。

OLはテイラー・モートンとの再契約を念頭に置いて、どちらに転んだとしてもドラフト上位での指名を狙う。

TEはFAでの補強を考えつつ、これといった補強をしなかったらドラフトで。

WRはカーティス・サミュエルの去就次第で、再契約しないのであればドラフトで補強を。