2020WEEK3@ロサンゼルス・チャージャーズ戦の感想

2020WEEK3@ロサンゼルス・チャージャーズ戦の感想

オフェンスの感想

QB

CMP/ATT YDS SK TD LG INT RT
T.Bridgewater 22/28 235 2 1 38 0 113.5

ディフェンスの活躍によりビッグプレーを求められることが無かった状況は、テディ・ブリッジウォーターにとって非常にやりやすかっただろう。いつも通り派手さは無いが、WEEK2の失態を払拭する内容でした。

ちょっと気になったこと。WEEK2でもあったスクリーンプレーで投げる5ヤード程度の短いふわっと浮かせるパスですが、ブリッジウォーターはこの日もオーバースローしており、苦手なのかもしれません。ロングパスが苦手とかは分かるが、何故そんな短いパスが投げられないんだ。

OL

ラッセル・オクングが離脱していたことを考えると、許容範囲だったと思います。

RB

ATT YDS AVG LG TD
M.Davis 13 46 3.5 25 0
R.Bonnafon 2 16 8.0 13 0
T.Bridgewater 2 12 6.0 6 0
C.Samuel 4 7 1.8 5 0

クリスチャン・マキャーフリーの代わりに先発出場したマイク・デービスは、とても良かったです。

マキャーフリーのようなスピードやテクニックは無いものの、カットバックでディフェンスをかわす姿は素晴らしかった。レシーバーとしても十二分に活躍してくれました。

レシーバー

REC/TAR YDS AVG LG TD
M.Davis 8/9 45 5.6 13 1
R.Anderson 5/6 55 11.0 18 0
C.Samuel 4/4 45 11.3 24 0
D.Moore 2/4 65 32.5 38 0
S.Roberts 2/3 16 8.0 12 0
I.Thomas 1/2 9 9.0 9 0

バランス良く。あとはTEの活躍が欲しい。

ディフェンスの感想

サック2・QBヒット8、インターセプト1・ファンブルリカバー2のターンオーバー3。どんどん良くなっています。

DL

ランはトータル117ヤード許しているため、ランディフェンスについては相変わらずの課題ですが、ようやく今シーズン初サックを記録するなど、全体的にとても良かったです。ドラフト1巡ルーキーQBジャスティン・ハーバートにこれでもかとプレッシャーを与えることができました。ブライアン・バーンズはキレッキレでしたね。ケイワン・ショート抜きでこれなら大満足です。

LB

シャック・トンプソンがソロタックル8(トータル13)・パスディフェンス2・ファンブルフォース1・ファンブルリカバー1と大活躍。ジェレミー・チンもソロタックル6(タックル12)と安定した活躍ぶりでした。

DB

許したパス最長は28ヤード・パスカットも7と、致命傷になるようなパスオフェンスは封じ込めていました。パスディフェンスはずっと安定してます。

スペシャルチーム

Kジョーイ・スライはFG5本とお疲れ様でした。ルーキーPジョセフ・チャールトンも、チャージャーズ最後の攻撃を自陣1ヤードからにする素晴らしいパントを見せてくれました。ただホルダーの時に縫い目を手前にセットしてしまった場面があったので、そこは要改善。

さいごに

チャージャーズはWEEK2でチーフス相手に善戦していたので厳しい戦いになるだろうと思っていたのですが、終わってみれば、ルーキーQBにNFLの洗礼を与えるかのようなディフェンスのおかげで、今シーズン初勝利を掴み取りました。8回と反則の多さにも助けられたかな。

1Q 2Q 3Q 4Q Total
CAR 6 12 0 3 21
LAC 0 7 3 6 16

今シーズン3試合を終えてブリッジウォーターは、50ヤード以上のロングパスを1回も投げていません。成功はしなかったが、ハーバートは2回ほど投げていて精度も高かった。

欲を言えば、そういう派手なパスプレーを見たい。勝っておいて贅沢は言えないけど。

<その他WEEK3>

ビルズがあの頃のパンサーズに見えてしょうがない。ほんと良いチームになった。