2020年シーズン主要スタッツまとめ
- 2021.01.06
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, パンサーズ

簡単に感想を述べながら。
オフェンス
QB
G | CMP/ATT | YDS | CMP% | TD | INT | LG | SK | RT | |
T.Bridgewater | 15 | 340/492 | 3733 | 69.11 | 15 | 11 | 75 | 31 | 92.1 |
2020年の先発QBを務めたテディ・ブリッジウォーター。
稼いだヤード数はNFL全体で17位。パス成功率は1000ヤード以上稼いでいるQBの中で5位(間違ってたらすまん)。引き抜きオファーを受けているOCジョー・ブレイディやQBコーチ|ジェイク・ピーツのおかげもあり、この辺りの成績は及第点でしょう。
TDパス数15は24位。絶不調だったカーソン・ウェンツ(出場12試合)や、9試合出場にとどまったガードナー・ミンシューの16をも下回っています。これは情けなし。
被インターセプト数11は9位タイ(多い順)。TDパス数の少なさと比較すると目に止まりますが、ラッセル・ウィルソンは13、トム・ブレイディは12とNFLを代表するQBたちも結構インターセプトされているので、思ったより気にする必要は無いかもしれません。まぁTDパス数が比べものにならないんですけどね。
被サック数31は11位タイ(多い順)。まさかのキャム・ニュートンと同じ数でした。脆弱なOLとブリッジウォーターのフットワークを考えれば、よく頑張ったのではないでしょうか。
良かった面と悪かった面がはっきりした成績ですが、なんとこう見えて、全ての項目でキャリアハイなのです。いかに今まで…
G | CMP/ATT | YDS | CMP% | TD | INT | LG | SK | RT | |
P.Walker | 4 | 32/56 | 368 | 57.14 | 1 | 5 | 52 | 4 | 45.8 |
一応、バックアップとして4試合に出場したP.J.ウォーカーの成績も載せておきます。特に言うことはありません。
ラッシングTOP5
G | ATT | YDS | AVG | LG | TD | |
RB|M.Davis | 15 | 165 | 642 | 3.9 | 25 | 6 |
QB|T.Bridgewater | 15 | 53 | 279 | 5.3 | 18 | 5 |
RB|C.McCaffrey | 3 | 59 | 225 | 3.8 | 15 | 5 |
WR|C.Samuel | 15 | 41 | 200 | 4.9 | 45 | 2 |
RB|R.Smith | 7 | 41 | 156 | 3.8 | 13 | 1 |
スクリメージ1000ヤードを達成するなど、マイク・デービスの思わぬ活躍に助けられたランオフェンス。
成績2番目に足を武器としないQBのブリッジウォーター、3番目に3試合しか出場していないクリスチャン・マキャーフリーがランクインしているのは悲しい限り。やはりマキャーフリーが凄いとも言えますけど。
レシービングTOP5
G | REC | YDS | AVG | LG | TD | |
WR|D.Moore | 15 | 66 | 1193 | 18.1 | 74 | 4 |
WR|R.Anderson | 16 | 95 | 1096 | 11.5 | 75 | 3 |
WR|C.Samuel | 15 | 77 | 851 | 11.1 | 44 | 3 |
RB|M.Davis | 15 | 59 | 373 | 6.3 | 23 | 2 |
RB|C.McCaffrey | 3 | 17 | 149 | 8.8 | 24 | 1 |
獲得ヤード数でD.J.モーアはNFL全体11位。ロビー・アンダーソンは15位。2人の1000ヤード獲得レシーバーが出たことに関しては、ブリッジウォーターに感謝ですね。もちろん2人にも感謝。カーティス・サミュエルもキャリアハイ獲得ヤード数の素晴らしい活躍でした。
そしてここでも、出場3試合のマキャーフリーが名を連ねているのが凄いと言うべきか、他の選手は何してたんだと言うべきか…
そしてTE。ロスター入りしていた3選手、イアン・トーマスがREC20/145ヤード、クリス・マンハーツがREC6/52ヤード、コリン・トンプソンがREC1/7ヤード。3人合計204ヤード。オフの補強筆頭ポジション。
ディフェンス
タックル数TOP5
G | Total | Solo | Assist | |
LB|J.Chinn | 15 | 117 | 68 | 49 |
LB|S.Thompson | 16 | 113 | 63 | 50 |
S|T.Boston | 16 | 95 | 60 | 35 |
CB|R.Douglas | 14 | 62 | 50 | 12 |
DE|B.Burns | 15 | 58 | 35 | 23 |
2巡指名で大活躍だったジェレミー・チンがトップ。NFL全体では22位タイの成績でした。このままディフェンシブ・ルーキー・オブ・ザ・イヤーを取ってくれー。
シャック・トンプソンが2位でNFL全体26位。さすが、安定しています。
サック数TOP5
G | SCK | |
DE|B.Burns | 15 | 9 |
DE|E.Obada | 16 | 5.5 |
DE|M.Haynes | 15 | 4 |
DE|Y.Gross-Matos | 12 | 2.5 |
DT|Z.Kerr / DT|D.Brown | 13 / 16 | 2 |
チーム全体29。NFL全体では23位タイと少なめ。
2年目のブライアン・バーンズは惜しくも9。NFL全体14位タイでした。来シーズンは二桁、リーグトップのサック数を頼みます。イーフェ・オバダの活躍も良かった。
ターンオーバー
G | INT | |
CB|D.Jackson | 14 | 3 |
LB|T.Whitehead / LB|J.Chinn / S|T.Boston / S|J.Burris | 14 / 15 / 16 / 13 | 1 |
インターセプト数はチーム全体で7。NFL全体で30位タイとかなり少なかったです。
ドンテ・ジャクソンは、1年目4、2年目3、3年目3と着実にインターセプト数を積み重ねております。身体能力高いからね。
G | FF | |
DE|B.Burns | 15 | 3 |
LB|S.Thompson / LB|J.Cinn | 16 / 15 | 2 |
DE|E.Obada / DE|M.Haynes / DE|Y.Gross-Matos / DT|Z.Kerr / CB|C.Elder / S|T.Boston / WR|D.Moore | 16 / 15 / 12 / 13 / 16 / 16 / 15 | 1 |
インターセプト数が少なかった代わりに、ファンブルフォース数はチーム全体で14と(おそらく)多く、そのおかげでターンオーバーレシオは+1とプラスでシーズンを終えることができました。
スペシャルチーム
キッカー
G | EXP | 0-19 | 20-29 | 30-39 | 40-49 | 50+ | |
J.Slye | 16 | 33/36 | 0/0 | 11/12 | 10/10 | 7/8 | 1/6 |
50+の内半分は60ヤード以上なので、50-59は1/3です。そこ以外は十分な成績だと思います。独占権FAということもあり既に再契約もしたようなので、来シーズンも頑張ってくださいな。
パンター
G | PUNT | YDS | LG | AVG | RET | RETY | IN 20 | NET AVG | |
J.Charlton | 16 | 45 | 2082 | 67 | 46.3 | 18 | 184 | 21 | 40.8 |
シーズン開幕前にシーズンエンドとなったマイケル・パラディの代わりとして全試合出場したルーキーのジョセフ・チャールトン。安定した良い活躍でした。来シーズンはパラディとのポジション争いから始まるかな。
総括
新しいQBが欲しい。
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