新DCとOCが決定しました(仮) 1/15追記

新DCとOCが決定しました(仮) 1/15追記

公式の発表待ちですが、おそらく確定と思われます。新DCが決定しました。

フィル・スノウ(本名フィリップ・スノウ)。年齢は64歳。

コーチキャリアは実に44年で、その全てディフェンスのコーチをしてきました。

2013~16年はテンプル大学、そして2017~19年はベイラー大学でDCを務めており、すなわちここ7年は、パンサーズ新HCマット・ルールと共に歩んでいます。慣れ親しんだ信頼のおけるコーチをDCに指名したということですね。

NFLでは、2005~08年までライオンズのディフェンスアシスタントコーチやLBコーチを務めていました。2008年のライオンズと言えばシーズン全敗を記録した年であり、その点は少々気になりますが、NFL経験値は最低限あると言えます。

予想していたウェイド・フィリップスではありませんでしたが、ルールとは勝手知ったる仲でベテランDCですから、うまくやってくれるでしょう。まずはランディフェンスの復活を頼む。

ベイラー大学LBコーチのマイク・シラーヴォも連れて来る(来たい)とのことですが、彼についてはあまり情報が無いため今は割愛します。正式に就任が決まったらその時に。

 

さて、そうなると現DCエリック・ワシントンの行方が気になりますが、

ビルズHCショーン・マクダーモットが引き抜いて行くようです。2011~17年までパンサーズDLコーチとして強力なディフェンスを構築していたので、DLコーチとして優秀なのは折り紙付きです。マクダーモットは2011~16年までパンサーズDCだったので、よく分かってらっしゃる。相変わらずパンサーズから引き抜き過ぎですけど。

 

<OCについて>

重要ポストとして残すはOCですが、こんな話が出てきました。

ルールはOCとして、LSUのパッシングゲームコーディネイター兼WRコーチのジョー・ブレイディ(本名ジョセフ・ブレイディ)に興味を示しているという記事です。こちらは30歳と非常に若いコーチ。

まだ興味の段階なので不確定過ぎますが、もしこれが実現するとなると、ある先の展開が考えられます。

 

2020年のドラフトで最も注目を集めているQBは、2019年ハイズマントロフィーを受賞したジョー・バロウ(本名ジョセフ・リー・バロウ)。

そう、何を隠そう彼は、LSUのQBなのです。

ブレイディは2017~18年にセインツのオフェンスアシスタントコーチを務めており、2019年にLSUのコーチになりました。バロウは2018年までは平凡なQBでしたが、ブレイディがLSUに来てから覚醒。パス5208ヤード・55TD・6INTという驚異的な記録を残しています。

もし本当にブレイディをOCとして指名するのであれば、直近まで共に戦い育て上げたQBを引っ張って来る…なんていう未来も考えられなくありません。もちろん、ただその手腕を買ってニュートンを再生させたいだけかもしれませんが。

(1/12追記)

LSUからの契約延長提示にサインしておらず、本人はNFL入りを希望しているようです。パンサーズが声をかければ、ほぼ確実に新OCとなってくれるでしょう。

(1/15追記)

キークリー引退のインパクトが凄すぎて霞んでますが、新OCはブレイディに確定したっぽいです。あとはDC同様、公式発表待ちです。

ちなみに名前でビクッとする方もいらっしゃるかと思いますが、かの有名なブレイディとは何の関係もありません。たまたま同じ名字みたいです。