2019WEEK9タイタンズ戦の感想

2019WEEK9タイタンズ戦の感想

デジャヴ回避。

全体の感想

ディフェンスが3ターンオーバーで試合を作り、ハードカウントによく引っかかるなど11回(99ヤード)ものペナルティを誘発し、FG3回ミスに助けられ、といった試合でした。全体的にタイタンズ自滅要素の強い内容でしたね。

オフェンスの感想

CMP/ATT YDS SK TD LG INT RT
K.Allen 17/32 232 3 2 32 1 84.4

レーティングこそ低いですが、49ers戦のことを考えるとよく持ち直した成績です。インターセプトまがいのパスこそ少なからずあったものの、パス精度自体はかなり良くなっていました。インターセプトは不運も重なったものなのでやむなし。サックを受けてファンブルしなくなったのは成長を感じます。

OLはついにダリル・ウィリアムスを外した布陣で臨みました。大きく崩れることはなく良い感じだったと思います。ウィリアムス、すまんな。

ATT YDS AVG LG TD
C.McCaffrey 24 146 6.1 58 2
C.Samuel 1 10 10.0 10 0
R.Bonnafon 3 6 2.0 4 0
C.Jones 1 5 5.0 5 0

一撃TD以外、この日もそこまでランオフェンスは機能しませんでした。シーズンも後半戦に入り、ラン頼みのオフェンスは通用しなくなって来ましたね。まぁこれだけ稼げれば御の字かもしれませんけど。

REC/TAR YDS AVG LG TD
D.Moore 7/10 101 14.4 32 0
C.Samuel 3/6 64 21.3 32 1
G.Olsen 3/5 40 13.3 23 0
C.McCaffrey 3/3 20 6.7 10 1
R.Bonnafon 1/1 7 7.0 7 0

レシーバーではモーアとサミュエルが素晴らしい活躍。着実に成長を遂げております。

オルセンはここ数試合ブロッカーとして起用されることが多かったのですが、この日は試合開始早々からレシーバーとして積極的に起用されていて、その結果パスオフェンスの良いエンジンになったのかなと思います。やはりオルセンはレシーバーとして活躍する姿を見たい。

ディフェンスの感想

奪ったサックは4と控えめですが、その分3ターンオーバーを奪っているので十分です。

QBライアン・タネヒルにはパス331ヤード・ラン38ヤードを許しました。ただ致命的なミスは無かったのでOK。タネヒルのフットワークが軽快過ぎて少々驚きましたけど。

ランはエースRBデリック・ヘンリーを63ヤードに抑えましたが、QBタネヒルのラン込みでトータル121ヤードを献上しています。今シーズンほぼ毎試合100ヤード以上献上していることで感覚がマヒしていますが、当然いいことではありません。ただ今シーズン中のランディフェンス改善は難しいだろうなと諦めているので、勝ったから良しとしておきましょう。

2年目のDEマーキース・ヘインズが要所でいい活躍をしてくれていました。LBシャック・トンプソン、Sエリック・リードもキレキレでした。

スペシャルチームの感想

フェイクパントはかなりヒヤヒヤしましたが、その後TDまで繋がる契機となったナイス判断でした。スペシャルチームコーディネーターのチェイス・ブラックバーン、今シーズンは色々と仕掛けてくれるね。

Kジョーイ・スライはエクストラポイントを1度ブロックされ、決めれば勝負ありの49ヤードFGをミスしましたが、相手Kのことを考えると責められないです。ロンドンゲームしかり、どうやらキックをブロックされると調子を崩してしまうようです。ルーキーなので仕方なしか。

この日からリターナーを務めたWRグレッグ・ドーチは、ミスも無くとても良かったです。安心して見ることができました。

さいごに

大敗後ジャージに青のあるチームとの対戦ということで、昨シーズンの悪夢が蘇りそうな怖い試合でしたが、事なきを得てよかったです。常時1ポゼッション差の展開になっていたら生きた心地がしなかったでしょうね(-_-;)

1 2 3 4 Total
TEN 0 0 7 13 20
CAR 0 17 7 6 30

次週はパッカーズとのアウェイ戦を迎えます。キツイです。大敗だけはしないよう願っておきます。

ちなみにWEEK9では、3人のアレン(カイル、ジョシュ(BUF)、ブランドン(DEN))が先発QBとして出場を果たしました。しかも全員勝利、これはアレンの時代が来たな。

<同地区ライバルの様子>

セインツとファルコンズはBYE。

バッカニアーズはシーホークスと対戦し、34-40で惜敗。バッカニアーズ、やはり強くなっている。