2019WEEK6バッカニアーズ戦@ロンドンの感想(追記あり)
- 2019.10.14
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, パンサーズ

ディフェンスのおかげです。
全体の感想
1番最初のプレーからインターセプトが飛び出すなど、パンサーズディフェンス大暴れの1日。ディフェンスが試合を完全に掌握し、オフェンスも大きなミス無く試合を作ることができ、開始早々からずーっとパンサーズの流れを維持することができました。
オフェンスの感想
CMP/ATT | YDS | SK | TD | LG | INT | RT | |
K.Allen | 20/32 | 227 | 2 | 2 | 30 | 0 | 104.6 |
WRカーティス・サミュエルへのTDパスは危なかったものの(ただディフェンスの選手はボールが目の前に来るまで後ろを向いていたので、サミュエルが仮にキャッチできなかったとしてもインターセプトはされなかったと思います)、この日もアレンはインターセプト0を記録。ついには初先発から5試合連続勝利+インターセプト無しというNFL史上初の記録を打ち立てました。ドラフト外でこれだけの成果を出せる、これからNFL入りするQBたちに夢を与えてくれますね。持ってる男アレン、すごい。
.@KyleAllen_10 is the first QB in NFL history to win his first 5 games without throwing an interception 😏 pic.twitter.com/BG3eNeMQ7v
— Carolina Panthers (@Panthers) October 13, 2019
ちなみに課題のファンブルもこの日は0でした。細かい部分でも着実に成長しています。
OLはジャガーズ戦と同じ布陣で挑みましたが、ランオフェンスは機能せず、パスオフェンスはTEの力を借りる場面が多々あり、なかなか厳しい雰囲気ではありました。それでも被サックを2に抑え、大きく崩れることなく最低限オフェンスを機能させてくれていたと思います。すでに9サックをあげている今シーズン大ブレイク中のOLBシャキール・バレットを0サックに抑えたのはお見事。
ATT | YDS | AVG | LG | TD | |
C.McCaffrey | 22 | 31 | 1.4 | 10 | 1 |
D.Moore | 1 | 13 | 13.0 | 13 | 0 |
C.Samuel | 1 | 8 | 8.0 | 8 | 1 |
A.Armah | 2 | 4 | 2.0 | 3 | 0 |
K.Allen | 3 | 3 | 1.0 | 4 | 0 |
相手DLが良かったのか、こちらのOLが悪かったのか、ランオフェンスは全く機能しませんでした。ディフェンス様様で痛手とならなかったのが救いです。逆にジャガーズ戦が突き抜け過ぎていたので、その反動ということにしておきましょう。
REC/TAR | YDS | AVG | LG | TD | |
D.Moore | 7/10 | 73 | 10.4 | 23 | 0 |
C.Samuel | 4/6 | 70 | 17.5 | 30 | 1 |
G.Olsen | 4/7 | 52 | 13.0 | 18 | 0 |
C.McCffrey | 4/5 | 26 | 6.5 | 25 | 1 |
J.Wright | 1/3 | 6 | 6.0 | 6 | 0 |
サミュエルやマキャーフリーの個人技TDなど素晴らしい活躍がある一方、ドロップする場面が多かったのは改善点です。慣れないフィールドだからなのか、はたまた直前まで降っていたと思われる雨の影響なのか、なぜかバッカニアーズレシーバー陣もよくドロップしていたので、ランオフェンス同様仲良くといったところでしょうか(^_^;)
ディフェンスの感想
7サックに、
Hope you enjoyed the show‼️ pic.twitter.com/isCgcGHUNL
— Carolina Panthers (@Panthers) October 13, 2019
7ターンオーバー(5インターセプトと2ファンブルリカバー)。
Getting it Lon-DONE‼️ pic.twitter.com/0cGhivvcct
— Carolina Panthers (@Panthers) October 13, 2019
3-4パンサーズディフェンス、ここに極まれり。
今シーズン既に活躍している選手だけでなく、昨年までバッカニアーズに在籍していたDTジェラルド・マッコイやCBジェイビエン・エリオット、3年前の1巡指名から結果が出ず苦しんでいたDTバーノン・バトラーなど、新しい顔ぶれの活躍があったことも嬉しい限り。チーム状態の良い証拠です。
パスではトータル400ヤードを許しましたが、常にパンサーズ(ディフェンス)が主導権を握る試合、ある程度手綱を緩めながら対処していた結果なので止む無しでしょう。もっとカッチリと抑えて欲しかったのは事実ですが。
ランはトータル42ヤードと、今シーズンおそらく初めての100ヤード切りを達成しました。まぁパンサーズのランもトータル59ヤードだったので、ランの出ない日だったのかなと。
スペシャルチームの感想
Kジョーイ・スライはFG3本成功、2本失敗。1つはフリーキック(しかも60ヤード)という珍しいキックだったのでしょうがないにしても、最後の41ヤードは決めてもらわないと困る。あれを決めていれば、その時点でほぼ試合終了だったのだから。
(10/17追記)
So about that free kick…https://t.co/dISKWPtT1u
— Carolina Panthers (@Panthers) October 14, 2019
そのフリーキックについての解説がこちら。
リターナーのレイレイ・マクラウドはこの日もファンブル。バッカニアーズリターナーの方が酷かったので強くは言えませんが、凡ミスは避けてもらいたい。
(10/17追記)
#Panthers waive returner Ray-Ray McCloudhttps://t.co/KwY2SfdwSD
— Carolina Panthers (@Panthers) October 15, 2019
そんなマクラウドが放出されました(ついでにPSのWRタイロン・ジョンソンも放出されています)。リターナーのみの出場で6試合3ファンブルはさすがにやらかし過ぎたか。
#Panthers sign returner Greg Dortch off Jets’ practice squadhttps://t.co/eeezY3eEwi
— Carolina Panthers (@Panthers) October 16, 2019
代わりにルーキーWRグレッグ・ドーチをジェッツのPSから獲得しています。地元ノースカロライナのマイナー大学の雄、活躍してくれることを願おう。
さいごに
WEEK2でバッカニアーズには負けており、もし今回負けるようなことがあれば地区優勝はかなり厳しくなるといった状況で勝利を収めることができたのは非常に大きいです。勝ち方も大変良く、大満足のロンドンゲームでした。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
CAR | 10 | 7 | 10 | 10 | 37 |
TB | 0 | 7 | 3 | 16 | 26 |
次週はBYE WEEKのため、次戦は約2週間後の対49ersとなります。開幕前は勝てる相手だったはずのチームが、ここまで全勝とまさかの絶好調。まだまだ難しい試合は続きます。
<同地区ライバルの様子>
セインツはジャガーズと対戦し、13-6で勝利。だから何でセインツのディフェンスがこんなに強いんだよ。
ファルコンズはカーディナルスと対戦し、33-34で敗戦。まさかファルコンズがこうなってしまうとはねぇ…
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