また1人「伝説」が去り行く
- 2019.02.02
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, パンサーズ

17 seasons.
266 games.
1 legendary career.#ThankYou90 pic.twitter.com/iL32fqXPhb— Carolina Panthers (@Panthers) 2019年2月1日
DEジュリアス・ペッパーズが引退を表明しました。
2002年のドラフトで全体2位指名を受けてから17年。
積み上げた159.5サックはNFL歴代4位。キャリア266試合に出場という鉄人記録も残したペッパーズ(試合に出場しなかったのは2002年の4試合と2007年の2試合だけ)。
2018年シーズンの獲得サックは5(キャリア2番目に低い数字)と思うような成績を残せませんでしたが、それは当時DLコーチだったブレイディ・ホーク(既に解任されています)やDCエリック・ワシントンの指導・采配が酷過ぎたことが原因なので、年齢による衰えではありません。
だからこそまだやれると、せめてあと1年はその勇姿を見ることができると思っていただけに残念でなりませんが、39歳という年齢を考えると致し方ないのかもしれません。NFLで、しかもDEというポジションでこれだけ長い間活躍を続けてきたこと自体凄すぎます。
This is what Peppers told me when he came back in 2017: “I always wanted to come back and repair the relationships and build that bridge back, not only with the team but with the fans, the people. That was the most important thing for me.”
Think we can all say he achieved that.
— Max Henson (@PanthersMax) 2019年2月1日
GMマーティ・ハーニーにより指名を受け、そのハーニーに2010年チームを追い出され、昨年再びGMの座に就任したハーニーの下キャリアを終える決断をしたペッパーズ(深い意味は無いと思います)。
選手として、人として素晴らしい、尊敬できる最高のDEでした。お疲れ様、そしてありがとう。パンサーズは殿堂入りと永久欠番をお忘れなく。
もう1つ。
Julius Peppers has something to say… pic.twitter.com/VKGjFmlWum
— Carolina Panthers (@Panthers) 2019年2月1日
ペッパーズの残したメッセージの一部分を載せておきます。
It’s not goodbye, it’s kinda like, “I’ll see you later.”
「さよならではなく、『また会おう』のようなものだ。」
必ずや、コーチとして戻って来てくれることを願っています。
これでDEも完全な補強ポイントとなりました。今年のオフは大変だ。。
別の話題にも触れておきます。
《2人目の再契約》
Pen to paper 🖊️https://t.co/SM8JC4zMqs
— Carolina Panthers (@Panthers) 2019年1月29日
TEクリス・マンハーツと再契約をしました。
グレッグ・オルセンとイアン・トーマスに次ぐ3番手TEだったので早期再契約は正直意外でしたが、OLの一角としてランオフェンスに貢献していたことが評価され再契約となったらしいです。縁の下の力持ちが報われるのは良いことだ。
契約は2年230万ドル(2億5300万円)・保証額32万ドル(3520万円)。これで今年のTEは安泰だ…よな?
《余談》
ライアン・カリル、トーマス・デービス、ジュリアス・ペッパーズ。
相次いでベテラン選手がパンサーズを去っていく中、現役続行を表明しているグレッグ・オルセンとマイク・アダムスは大丈夫だろうか。
キャム・ニュートンが手術明けという状況も相まって、もしかしたら先2~3年後のスーパーボウル進出を狙ったチーム作りをする考えなのかもしれない。
そうなるとベテラン選手たちの行く末はまさか…などと辛い思いを巡らせながら、今はスーパーボウルを楽しむことにします。
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