【プレビュー】WEEK5 ニューヨーク・ジャイアンツ
- 2018.10.06
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, パンサーズ

BYE WEEK明けまして、最初の対戦相手はジャイアンツ。早速プレビュー、の前に少しだけ…
同地区ライバルたちのWEEK4
一足早くジャイアンツと対戦したセインツは、33 – 18 で勝利。最後はセインツのオフェンスが上回りましたとさ。
ファルコンズはベンガルズと死闘を繰り広げ、最後は 37 – 36 の1点差ゲームに敗れました。ナイスゲーム。
そして注目のバッカニアーズはベアーズと対戦し、10 – 48 とまさかの大敗。フィッツマジック終了と世間では言われていますが、それ以前にバッカニアーズディフェンスが酷過ぎましたね。その結果、次戦からはジェイミス・ウィンストンが先発QBに復帰するようで。ベアーズ戦を見る限り、現状ではライアン・フィッツパトリックの破壊力の方が脅威だと思うけども。
Pマイケル・パラディ契約延長!!
Panthers sign Michael Palardy to three-year extension (パンサーズ公式)
今年テンダーオファーにより1年契約をしていたPパラディが、改めて3年契約を締結しました。良い判断。
Michael Palardy has been the best punter in the NFL so far this season. pic.twitter.com/EsQFbmyQ9d
— Pro Football Focus (@PFF) 2018年10月3日
2014年にドラフト外でジェッツに入団して以来7チームを渡り歩き、昨年パンサーズと契約をする前はカナダ(CFL)に居たという超苦労人。しかしふたを開けてみれば、昨シーズンはパンタートップ5に名を連ねる活躍、そして今シーズンはリーグトップクラスのパンターにまで成長を遂げています。これは凄い。
契約は来年以降の内容で、3年752万ドル(8億2720万円)となっています。今年はオフシーズンに契約した63万ドル(6930万円)で過ごします。これからも安心安定を頼んだ。
ではジャイアンツ戦のプレビューに移ります。
INJURY REPORT
パンサーズ
LB Jared Norris | つま先 | Questionable |
TE Greg Olsen | 足 | Out |
BYEを経たおかげもあり、WEEK3までINJURY REPORTに載っていた選手はオルセン以外出場可能となりました。そのオルセンも練習に参加しており、予想以上に早く復帰できそうです。LBノリスは練習中に怪我したとか。
ジャイアンツ
TE Evan Engram | 膝 | Out |
OLB Olivier Vernon | 足首 | Out |
一方のジャイアンツも怪我人は少ないですが、共にデプス1番手の主力選手たち。少なからず影響はありそうです。
VSジャイアンツ
オフェンス
QBはご存知イーライ・マニング。兎にも角にも、ジャイアンツはイーライのチームと言っても過言ではないくらい、彼の出来で勝敗が決まるほど最重要人物です。
そんなイーライのWEEK4までのスタッツを見ると、獲得1055ヤード・4TD・1インターセプト・レーティング99.08と好調な様子。しかし被サック数が15と多く、本人のフットワークやOLの脆さが弱点と見受けられます。これは是非とも効果的にブリッツを仕掛けたいところ。
エースレシーバーは超有名人、WRオデル・ベッカムJr.が君臨。気分屋のベッカムをいかに苛立たせられるかは、ジャイアンツオフェンスを困らせる大きなポイントになります。パンサーズの若きCBや新戦力のSエリック・リードのカバーリングに注目です。
またベッカムと双璧を成すWRスターリング・シェパードも要注意。TEイングラムが出場できない以上、ベッカムとシェパードにパスが集中することは間違いないので、この2人を抑えられるかは、パスオフェンスの命運を分けることになるでしょう。
そして忘れてはならない存在が、今年のドラフトで全体2位指名を受けたRBセイクオン・バークリー。WEEK4までのラッシングヤードトータル328ヤードの内260ヤードをバークリーが占めており、レシービングヤードでも、ベッカム、シェパードに次ぐチーム3位の193ヤードを獲得しています。バークリーへの警戒も怠らないようにする必要がありますね。
ちなみに昨シーズンまでパンサーズの先発RBを務め、オフシーズンにジャイアンツへ移籍したジョナサン・スチュワートですが、残念ながらIR入りしており、対戦することは実現しませんでした。ちなみのちなみ、ジャイアンツのWRには2人のシェパードがおり、内1人は昨シーズンパンサーズに在籍していたラッセル・シェパードその人です。豆知識でした。
ディフェンス
全体的にバランスの取れているディフェンスですが、WEEK4までのサック数5・インターセプト2・タックルリーダーがSの選手(ランドン・コリンズで21回)と、大きな強みは無いディフェンスだと思います。今のパンサーズであれば、得点を積み重ねられるでしょう。
さいごに
ジャイアンツオフェンスに対しては、積極的にサックを狙いに行く強気のディフェンスを。ジャイアンツディフェンスに対しては、ランを中心とした無難なオフェンスを。これで勝利に近付けるはずです。
Gトライ・ターナーやWRカーティス・サミュエルの復帰、大きな補強となったSリードのパンサーズ初陣といった事情も、忘れずに注目して試合を見届けたいですね。
WEEK5 ニューヨーク・ジャイアンツ戦は、日本時間10/8(月)朝2時頃キックオフです。
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