【感想】WEEK14@クリーブランド・ブラウンズ
- 2018.12.10
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, パンサーズ

1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
CAR | 7 | 10 | 3 | 0 | 20 |
CLE | 7 | 10 | 0 | 9 | 26 |
敗戦。普通に負けました。
敗因
一撃
ブラウンズに取られた3つのTDは、それぞれ66ヤードパス、51ヤードパス、51ヤードランというロングゲインが契機となり生まれたもの。レシーバーのミスに助けられた場面もありましたが、そういった一撃に泣かされました。
QBキャム・ニュートン
前半のパス獲得は185ヤード(15/20)、後半は80ヤード(11/22)。プレーを続ける毎に肩の痛みが出てきたのか、どんどん状態が悪くなっていきました。最後のインターセプトも酷かった。
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QBベイカー・メイフィールドのパス獲得は238ヤード。そこから一撃分の66ヤードと51ヤードを引くと121ヤード。
ランのトータルは116ヤード。そこから一撃分の51ヤードを引くと65ヤード。
さらにLBルーク・キークリーが2つのファンブルフォース、それを2回ともリカバーしターンオーバー。
これで勝てないんだから、もう今シーズンは無理ですね。チームの勢いの差が如実に出た試合でした。
オフェンス
CMP/ATT | YDS | TD | INT | RT | |
C.Newton | 26/42 | 265 | 0 | 1 | 70.0 |
ニュートンの成績。被サックは1で、パス最長は40ヤード。
もう限界でしょう。手術するかどうかを決断するためにも、早々に休養させた方がいいですね。OLはよく頑張ってくれていました。
Only Cam and Peyton have reached 3,000 passing yards in each of their first 8 seasons 🙌 pic.twitter.com/NqKQ34uxio
— Carolina Panthers (@Panthers) 2018年12月9日
ペイトン・マニング以来となる、NFLキャリア開始から8シーズン連続3000ヤード越えも達成したことだし、残り3試合は休んでいいよ。
ATT | YDS | AVG | LG | TD | |
C.McCaffrey | 16 | 63 | 3.9 | 25 | 2 |
C.Newton | 5 | 23 | 4.6 | 11 | 0 |
C.Artis-Payne | 1 | 5 | 5.0 | 5 | 0 |
J.Wright | 1 | 5 | 5.0 | 5 | 0 |
ラン成績。トータルは96ヤード。
ニュートンの状態がアレなので、ディフェンスからしてみれば、ランを抑えることに集中すればよかった試合。その結果、マキャーフリーのランが気持ちよく出る場面は少なかったです。ニュートンのランも肩の影響か、キレがありませんでした。
REC/TAR | YDS | AVG | LG | TD | |
I.Thomas | 9/11 | 77 | 8.6 | 16 | 0 |
C.McCaffrey | 6/7 | 38 | 6.3 | 20 | 0 |
D.Moore | 5/8 | 67 | 13.4 | 40 | 0 |
C.Samuel | 4/8 | 80 | 20.0 | 33 | 0 |
J.Wright | 3/5 | 36 | 12.0 | 24 | 0 |
D.Funchess | 0/3 | 0 | 0.0 | 0 | 0 |
レシーバー成績。トータルは298ヤード。
オルセンの後釜として試していたのか、TEトーマスを多用。そしてその期待に応えてくれました。WRモーア、WRサミュエルといった若いレシーバーたちの活躍も良かったです。
が、ファンチェスよ。明らかなプレーコール勘違いでTDのチャンスを逃したのは駄目だ。そんなことをしていると、後輩にポジションを奪われることになるぞ。
ディフェンス
QBメイフィールドは、パス獲得238ヤード(18/22)・1TD・0INT・レーティング126.9という成績。上記の通り、一撃以外は抑えました。実際に奪ったサックは2ですが、反則で帳消しになったので記録上は1。それもブリッツによるものなので、DLのみで奪えなかったことは残念。
レシーバーは、WRブレシェイド・ぺリマンの66ヤード、WRジャービス・ランドリーの51ヤードを取られたくらいで、他は守り抜きました。
ランは、ランドリーに51ヤードを献上したことは最悪として、RBニック・チャブを13回66ヤードとまずまず。予想以上に当たりに強いRBで末恐ろしく感じました。
タックルリーダーは、ソロでCBドンテ・ジャクソンの8回、トータルはキークリーの11回でした。キークリー、本当に素晴らしい。
スペシャルチーム
怪我のグレアム・ガノーに代わり出場したKチャンドラー・キャタンザーロですが、特に問題なく仕事を全うしてくれました。Pマイケル・パラディはいつも通り。
まとめ
ディフェンスは一撃とサック数を除けば、改善が見られたかなと思います。ただオフェンス、というかニュートンの状態が悪すぎて、勝てる試合を勝てませんでした。
これで6勝7敗。今のところワイルドカードを争うチームが負けてくれているので、まだ僅かに可能性はありますが、十中八九シーズンエンドだと思います。だって今の状態でセインツ相手に勝てる訳ないさ…
パンサーズファンの皆様、2018シーズンお疲れ様でした。残り3試合は来シーズンを見据えて、気楽に観戦しましょう。
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