【感想】WEEK1ダラス・カウボーイズ
- 2018.09.10
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, パンサーズ

1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
DAL | 0 | 0 | 0 | 8 | 8 |
CAR | 0 | 10 | 0 | 6 | 16 |
勝利!! レギュラーシーズンにおけるホームでのカウボーイズ戦初勝利!!
オフェンス
第1Qは、プレシーズンと打って変わってパスやQBキャム・ニュートンのラン中心にオフェンスを組み立てていましたが、第2QからRBのランを積極的に織り交ぜることで、うまくカウボーイズディフェンスを揺さぶることができました。
第1Qの3rd2・残り5ヤード地点でRBクリスチャン・マキャーフリーがファンブルして無得点に終わってしまった時は嫌な予感が漂いましたが、ディフェンスのおかげもありカウボーイズに一切流れを渡さず、その後しっかりと得点をあげられたことは大きかったです。
OLはカウボーイズディフェンスのDLやLBの圧に苦しめられながら、何とか持ちこたえてくれました。しかしTダリル・ウィリアムスが右足を負傷し離脱。WEEK2以降も厳しいことに変わりはなさそうです。
さらにTEグレッグ・オルセンも、昨シーズン骨折した右足を痛め離脱。パスを2本レシーブした時には「やっぱり困った時はオルセンだよなぁ」と思ってしまっただけに、色々と苦悩が尽きませんね…
CMP/ATT | YDS | TD | INT | RT | |
C.Newton | 17/26 | 161 | 0 | 0 | 82.4 |
こちらがニュートンの成績。被サックは3、パス最長は19ヤード。
何回か危ない場面もありましたが、インターセプト無しは上出来でしょう。それだけで満足してしまう自分も感覚が麻痺してるのかな。。
ATT | YDS | AVG | LG | TD | |
C.Newton | 13 | 58 | 4.5 | 29 | 1 |
C.McCaffrey | 10 | 50 | 5 | 15 | 0 |
C.J.Anderson | 7 | 35 | 5 | 9 | 0 |
ランの成績はこちら。上位3人のみリストアップしています。ニュートンがリーディングラッシャーを獲得するという実に見慣れた光景です。
ただそんなニュートンのランも第1Qが全盛で、徐々に通じ無くなって来た折に本職のRBたちがしっかりとヤード獲得できたことは良かったと思います。数字上はあれですが。
上記に名前はありませんが、FBアレックス・アーマはキャリー1回・1ヤード・1TDを記録しています。ほぼアンダーソンのおかげのTDでしたけど。
REC/TAR | YDS | AVG | LG | TD | |
C.McCaffrey | 6/9 | 45 | 7.5 | 14 | 0 |
D.Funchess | 3/5 | 41 | 13.7 | 15 | 0 |
J.Wright | 3/5 | 23 | 7.7 | 10 | 0 |
G.Olsen | 2/2 | 33 | 16.5 | 19 | 0 |
I.Thomas | 2/2 | 4 | 2 | 7 | 0 |
T.Smith | 1/2 | 15 | 15 | 15 | 0 |
レシーバーの成績はこちら。こちらも昨年と変わりなく、マキャーフリーがトップに君臨しております。
派手な数字はありませんが、これぞニュートンのシーズン序盤戦ということで次戦以降に期待しておきましょう。満遍なく多くのレシーバーを使い分けられたことは評価点ですね。
ここからオルセン離脱かぁ。トーマスの成長に望みを託すかな…
ディフェンス
素晴らしい。開幕戦とは思えない程の完成度、本当に素晴らしいかった。
RBエゼキエル・エリオットをしっかりと抑え込むことができました。獲得69ヤード・平均4.6ヤードと最終的にはそこそこの数字を残されましたが、全体的に見て完封と言っていいでしょう。
QBダク・プレスコットに対しても6サックを挙げるなど、プレッシャーを与え続けることができました。第2Qにはワイドオープンなレシーバーへのミススローがあったり、所々レシーバーとのミスコミュニケーションが見受けられたりと本調子で無かったことにも助けられましたが、獲得170ヤード・レーティング81.1と封じることができました。
TDを取られたドライブの気の緩みやゾーンディフェンスの隙間を縫われパスを許す場面は今後の課題ですが、それ以外は完璧に近い理想的なディフェンスだったと思います。ルーキーCBドンテ・ジャクソンも明らかに狙われていましたが、それをものともしない大活躍は頼もしい限りでした。
最後の方でLBルーク・キークリーが左脚を痛めるというハプニングもありましたが、その後出場していたので大丈夫と考えていいでしょう。この日11タックル(アシスト含め13)と、相変わらずタックル数トップの成績を残しているだけに、LBトーマス・デービスの居ない中キークリーまで離脱してしまったら悪夢でしかなかったよ。一安心。
スペシャルチーム
Kグレアム・ガノーさんのFGは1回のみ、しかも27ヤードだったので問題なし。Pマイケル・パラディもいつも通り安定したパントで安心でした。
そんな中、まさかLS J.J.ジャンセンがミススナップをするとは思わなかった。雨だったとはいえ、あの1点をしっかりと決めていれば3ポゼッション差。今後は注意深くお願いしたい。
← コメントにてご指摘いただきました。映像を見返してみたところ、確かにジャンセンの右に居た選手(アミニ・シラトル)がスナップより早く左足を動かしており、それにぶつからないようにスナップをしたところ左に逸れてしまったようですね。申し訳ない。
…まぁ相手のKは47ヤードFGをミスしているのでそれを考えたら御の字ですけどね(^_^;)
まとめ
最初から最後まで守り勝つ。実にパンサーズらしい試合でした。
シーズン序盤のオフェンスはこんなもんですね。オルセン離脱は相当痛手ですが、ニュートンの調子は徐々に上がって来ると思いますので、目先の数字に捕らわれず静観しましょう。
ディフェンスは文句無し、最高のスタートを切りました。今年も安心して見ていられそうです。不安だったDBもルーキーのジャクソンが想像以上に良かったので、昨年よりは期待していいのかなと。
やっぱり、アメリカンフットボール・NFLの試合は熱すぎる。他のスポーツでは味わえないこの興奮をもっと多くの人に知ってもらいたいと願いながら、WEEK1の感想でした。
<同地区情報>
開幕同地区戦となったセインツ対バッカニアーズは大荒れだったご様子。なんと40 – 48、なんとバッカニアーズ勝利という結果になりました。しかもバッカニアーズのQBはジェイミス・ウィンストンではなくライアン・フィッツパトリックと来たもんだ。おそらくフィッツパトリックはキャリアハイの成績だったでしょうな。よくやったバッカニアーズ(ぼそっ
そしてファルコンズは一足早く木曜日に試合を終え、イーグルスに12 – 18と敗れました。なんか対イーグルスって勝てそうなのに勝てない試合が多いよなぁ。
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