【感想】WEEK6フィラデルフィア・イーグルス
- 2017.10.14
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, パンサーズ

狩られましたorz
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
PHI | 3 | 7 | 11 | 7 | 28 |
CAR | 3 | 7 | 6 | 7 | 23 |
結果は惜敗、内容は惨敗、でも勝利は目の前、そんな試合でした。絶対勝てたよこの一戦は(´Д⊂
では試合を振り返る…その前に、
Luke Kuechly in concussion protocol (パンサーズ公式)
大事な情報を。この試合、LBルーク・キークリーが脳震とうプロトコルに該当する症状で途中離脱しました。これで3年連続。クセになると本当に怖い怪我だけに、まずは休養第一、そこからの完全復帰を心から願い望みます。
So Wilks said Kuechly is “fine” and other folks here confirmed he was his normal self today. (1/2)
— Bill Voth (@PanthersBill) 2017年10月13日
とりあえず重症ではないみたいで一安心。
それでは敗因を見ていきましょうか。
勝敗を分けたターニングポイント
その1。RBジョナサン・スチュワートのドロップ。
その左手は余計だったなぁ。ゴール前20ヤード付近。大人しく落としていればターンオーバーにならなかったかもしれない。そしてこのターンオーバーが無ければTDを取られていなかったかもしれない。
最終点差は5。たらればに過ぎませんが…本当に悔やまれる。。
その2。第4Q残り3分半。直前に勝負の4th1を決め、およそ40ヤード5点差を追う場面。
なぜそんなにTDを急ぐのか。結局ロングパスぽんぽん、最後はINTでサヨウナラ。仮にロング放るにせよセオリーは1回でしょうがヽ(`Д´)ノ
イーグルスはタイムアウト3つ、パンサーズは1つという状況。早めにTDを取りイーグルスの攻撃に備えて…という考えがあったのかもしれませんけど、
- とりあえず1stダウン更新を最優先で時間を使いながらTDを取る
- 点差は1になるので必然的に2ポイントを狙う
- もし決めれば3点差、仮に返しのイーグルスオフェンスでFGを取られてもまだ同点
- もちろんディフェンスがイーグルスオフェンスを抑え込めばゲームセット
こういう流れで良かったんじゃないのかね…
結果論で語るのは良くないですが、この2つのターニングポイントどちらかが無ければ勝てていたかもしれない。そんな試合だったと思います。
オフェンス
↑これぞニュートン!!な決死のスーパーマンダイブ
CMP/ATT | YDS | SK | TD | LG | INT | RT | |
C.Newton | 28/52 | 239 | 2 | 1 | 20 | 3 | 48.5 |
QBキャム・ニュートンの成績がこちら。今回ばかりはレーティングとかどうでもいいです。INT数も多いですけど、試合結果に直結したのは1個くらいなので問題なし。むしろキャリアハイとなるパスアテンプトを記録してしまうほど酷かったのが…
↑右足首を痛め離脱したRBフォジー・ウィテカーはまさか重傷だったのか…(/_;)
ATT | YDS | AVG | LG | TD | |
J.Stewart | 8 | -4 | -0.5 | 3 | 0 |
C.McCaffrey | 4 | 8 | 2 | 4 | 0 |
F.Whittaker | 1 | -3 | -3 | -3 | 0 |
C.Samuel | 1 | 8 | 8 | 8 | 0 |
目も当てられません( ノД`) 恐ろしいほど全くランが出ませんでした。ニュートンを除くと、その合計はなんと驚愕のわずか9ヤード。
OLが悪いのかDLが強かったのか。とにかくRBのランが絶望的に出なかったのでニュートンに走らせるしかありませんでした。
↑ワンステップでディフェンスをかわす様は完全にRB
ATT | YDS | AVG | LG | TD | |
C.Newton | 11 | 71 | 6.5 | 16 | 1 |
ニュートンのデザインランを通常のランプレー代わりに使うのは本来好ましくないよなぁ。
言うまでも無く大きな敗因要素。今シーズン中に改善できるんだろうか…
REC/TAR | YDS | AVG | LG | TD | |
K.Benjamin | 9/14 | 99 | 11 | 19 | 0 |
D.Funchess | 3/9 | 36 | 12 | 20 | 0 |
E.Dickson | 4/8 | 36 | 9 | 13 | 0 |
C.McCaffrey | 10/14 | 56 | 5.6 | 15 | 1 |
レシーバー陣の成績。ランがあれだけ苦しんでいる中よく頑張ってくれました。
待望のホーム初TDが生まれたRBクリスチャン・マカーフリーは、すっかりレシーバーとしての起用が板についてきました。果たして喜んでいいのやら…
ディフェンス
ランは101ヤードを走られました。そうなってくると当然パスもやられ、222ヤード3TDを献上。しかし諸々の事情が挟まっていた影響もあるので、パスディフェンスは十分合格ラインと言えるでしょう。ランディフェンスは次戦以降の改善に期待します。
パスラッシュもライン4人のみでは歯が立ちませんでしたが、ブリッツ多用によるQBカーソン・ウェンツへのプレッシャーは驚くほど有効でした。現状イーグルスオフェンスへの完全対策だと思うので、今後対戦するチームの方は是非真似てくださいな。
あまりブリッツを行わない印象のパンサーズディフェンス。今シーズン全試合分のブリッツを見た気がしたぜ。そしてDEジュリアス・ペッパーズは怪物でした。
オフェンスについては復活と言っていいでしょう。まだロングパスの精度は微妙ですが、これだけランの出ない中で23点も取れたのなら上出来。あとはランさえ機能すれば完全復活ですね。
ディフェンスも決して悪くなく、怒涛のブリッツ攻めプレーコールは最高。キークリーやSカート・コールマンの復帰まで数週間耐えられれば、未来は何とかなると思います。
勝てた試合を落とし、ディフェンスの要をまたも失う、とにかく運も流れも無いサーズデイナイトでした。今年はホームで思うような結果が出ないなぁ…
次の対戦相手はシカゴ・ベアーズ。強敵連戦から一転やさしい試合となりそうですが(失礼)、ちょうど先週から期待のルーキーQBミッチェル・トゥルビスキーが登場しました。もうちょっと遅れて欲しかった登場ですが、出てきたんならパンサーズディフェンスの恐怖を叩き込むまで。ここまで敵地全勝の外弁慶さを見せたれっ!!
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