【感想】WEEK14ミネソタ・バイキングス

【感想】WEEK14ミネソタ・バイキングス

頼りになるのはパワーラン!!

Q1 Q2 Q3 Q4 Total
MIN 7 6 0 11 24
CAR 7 7 10 7 31

勝利!! 心臓に悪い!!

試合のポイント

《常にリードする展開》

相手のミスにも多々助けられましたが、1度もリードを許す事なく試合を進める事ができました。その要因と言えるのはもちろん…

《ディフェンス》

の活躍に尽きます。6サック3ターンオーバーを奪い、バイキングスに流れを渡しませんでした。結果的にQBケイス・キーナムのスクランブルには大分走られましたが、デザインプレーをかなり崩す事ができていた証拠ですね。

…まぁバイキングスOLの先発2人が欠場していた事も影響していると思いますけど(;’∀’)

《最初と最後のビッグラン》

いきなりのインターセプトから最初の攻撃。この日大活躍だったRBジョナサン・スチュワートの60ヤードビッグゲインTDランが炸裂。ランで行くと見せかけてランで真向勝負した3rd1でランを出せたのは素晴らしい!!

そして同点に追いつかれた第4Qに飛び出したQBキャム・ニュートンの62ヤードスーパーラン。嫌な空気を一変してくれました。

先制点と決勝点の起点となった2つのビッグラン。OLの完璧な道づくりに感謝ですね。

《センキュージャッジ》

先日のセインツ戦があったから余計にそう思うだけですけどね。TDからのFGとインコンプリートからのファンブル。ナイスジャッジ!!

これらが無かったらどうなっていた事やら…

 

オフェンス

ニュートンのデザインランを1番最初のプレーから組み込んだり計11人にパスを投げ分けるなど、バイキングスディフェンスを攻略するために様々な手を打ってきたなと感じました。そしてその布石が見事に活きましたね。

CMP/ATT YDS SK TD LG IN RT
C.Newton 13/25 137 2 1 22 1 64.9

バイキングスディフェンスを考えれば、この数字でも上々と言えるでしょう。大きなミスもRBクリスチャン・マカーフリー絡みのインターセプト1つのみで、ニュートンの調子も決して悪くなかったと思います。特にWRデビン・ファンチェスへのTDパスはよくかわしてよく見つけたなぁと。

ATT YDS AVG LG TD
J.Stewart 16 103 6.4 60 3
C.Newton 11 70 6.4 62 0
C.McCaffrey 8 35 4.4 8 0
R.Shepard 1 8 8 8 0

ラン成績がこちら。2人のビッグゲインはもちろん、何と言ってもスチュワートの3TD。代名詞とも言えるTDダイブ様様です。

REC/TAR YDS AVG LG TD
D.Byrd 5/5 37 7.4 21 0
D.Funchess 3/7 59 19.7 22 1
C.McCaffrey 3/4 18 6.0 15 0
B.Bersin 1/1 17 17 17 0
C.Manhertz 1/1 6 6 6 0

パス成績がこちら。ファンチェスは本当にうまくなったなぁ。

ブレントン・バーシンは本当に危なっかしいんだよなぁ(ニュートンのパスが悪いせいでもあります)。

そしてTEグレッグ・オルセン。試合途中またも脚を痛めヒヤリとしましたが大事には至らず。その後出場を続けましたがこれといった成果は無く。今は無理をせず、プレーオフまで休養という手段もいいかもしれない。

 

ディフェンス

DT、DE、LB、CB、S。全ての選手たちが躍動。

キーナムのスクランブルを除くとランはトータル60ヤードに抑え、パスを44回も投げさせる事に繋がりました。第4Q、被インターセプトからの危機をFGに抑えたのは最高だったさ。

パスはトータル280ヤード献上と数字的にはやられているように思えますが、基本的に10ヤード前後のショート~ミドルのパスが多かったので致命傷にはならず。3rd数ヤード場面でよく使われた、斜めに走り込んできたWRへのパス(スラント)にはかなりやられましたが、こればっかりは防ぎようが無いので問題なしと言えるでしょう。

LBシャック・トンプソンの代わりを務めたデイビッド・メイヨーも、いい意味でディフェンスに溶け込んでくれました。

 

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ディフェンスのおかげで掴み取った大きな1勝。プレーオフへ向けて良い弾みになったと思います。この勝ちの価値は相当デカいぞよ…フフフ(ΦωΦ)

そして次週はパッカーズとの戦いが待っています。

焦点は1つ。そう、ロジャースよ。今年はゆっくりと休んでいなさい。