【試合結果,感想】 WEEK15 VS @ワシントン・レッドスキンズ!

【試合結果,感想】 WEEK15 VS @ワシントン・レッドスキンズ!

レッドなWEEK15。

↑ノーマンを超えてゆくスチュワート

マンデーナイト決戦。その相手は、昨シーズン主力CBとしてパンサーズ守備陣の中心選手だったジョシュ・ノーマンが在籍するレッドスキンズ。その結果やいかに。

まずは得点シーンを中心に各Qをおさらい(CAR=パンサーズ、WSH=レッドスキンズ)。

第1Q

最初のドライブはWRテッド・ギンとCBノーマンがマッチアップしてる。ギンかなり気合入ってるぜ。

パンサーズの攻撃。テンポよく進みレッドゾーンまで来るがFG止まり。WRデビン・ファンチェスへのパスは取って欲しかったなぁ。35ヤードFGを成功し3点先制。

CAR 3 – 0 WSH

LBルーク・キークリーの出場はなし。

レッドスキンズの攻撃を3&アウトに抑えてパンサーズの攻撃。パスラッシュに来た選手のヘルメットにQBキャム・ニュートンのボールを投げた腕が当たり痛めた模様。ライオンズのQBマシュー・スタフォードの件もあるし試合前の段階で右肩を痛めているので心配だ…。

レッドスキンズの攻撃。パスプロテクションが持つ持つ。最後はFGに抑えて同点。

CAR 3 – 3 WSH

パンサーズの攻撃。RBジョナサン・スチュワートのランが良く出る。

<残り1分57秒 3rd4 残り30ヤード地点からCARの攻撃>

ここで一気にエンドゾーンを狙う!WRギンがワイドオープン!TD!相手Sのミスだったね。

CAR 10 – 3 WSH

<残り42秒 1st10 自陣38ヤード地点からWSHの攻撃>

ここでSカート・コールマンがインターセプト!今シーズン4つ目!最近コールマン調子良いですぞ!

第2Q

ターンオーバーで得たチャンス。ランでゴリゴリ進む。残り3ヤードまで前進するが最後はFGに終わる。

CAR 13 – 3 WSH

パンサーズの攻撃。ランが出る。FGレンジまで来るが、最後はニュートンがトーンティングを取られてパントに。

<残り3分55秒 1stGOAL 残り5ヤード地点からWSHの攻撃>

最後はランでTD。1つ前3rdシチュエーションに追い込んだ場面でタックルミスがあった。それが無ければなぁ…。ただ追加ポイントは失敗。

CAR 13 – 9 WSH

その後得点無く前半終了。

ランが出る。そのおかげでオフェンスの組み立てがうまくいっているが、最後の詰めが甘い。そしてレシーバー陣のドロップが多い。

レッドスキンズはパスプロテクションがほぼ完璧。今のところミスに助けられている感じ。

第3Q

いきなり動く。

<残り14分55秒 1st10 自陣14ヤード地点からWSHの攻撃>

6人でパスラッシュをしかけDEウェス・ホートンがパスプロテクションに入っていたTEバーノン・デービスを吹っ飛ばしQBカーク・カズンズに衝突。その弾みでファンブルしホートンがそのままリカバー!TDとはいかなかったが、残りインチからパンサーズの攻撃に!素晴らしい!

<残り14分9秒 2ndGOAL 残り1ヤード地点からCARの攻撃>

最初のランは止められたものの、次のプレーでパスを選択。FBマイク・トルバートへのショートパスから走り込んでTD!

CAR 20 – 9 WSH

パンサーズの攻撃。3rd1からあわやサック→プロテクションに入っていたTEエド・ディクソンへパス→ロングゲインやスチュワートのパワーランなどありレッドゾーンまで攻め込むもFG。3点追加。

CAR 23 – 9 WSH

レッドスキンズの攻撃。レッドゾーンまで来るも4th2。ここでギャンブルして成功。

第3Q残り時間は1分を切る。残り10ヤード地点からの1stGOAL。最初はランで来て止める…とここでフラッグ。プレーが終わった後もTEジョーダン・リードがSコールマンをずっと掴んで離さなかった。それに怒ったコールマンに対して今度はパンチまで繰り出す始末。この行為でリードは一発退場に。

第4Q

リードの反則でFGに抑える。

CAR 23 – 12 WSH

TEオルセンへのインターフェアがアンキャッチャブルだったからと無効に。これはあり得ないわ。

パンサーズの攻撃。38ヤードFGまで来るも失敗…。

レッドスキンズの攻撃。一気に攻め込まれるも、何とかFGでしのぐ。時間は残り4分を切る。

CAR 23 – 15 WSH

パンサーズの攻撃。順調に進めFGレンジへ。残り時間は1分。レッドスキンズは既にタイムアウトを全消費。決めれば実質勝ちとなる41ヤードFG、Kグラハム・ガノーが決める!

CAR 26 – 15 WSH

レッドスキンズの攻撃。最後はDTカイル・ラブのファンブルフォース→リカバーのおまけ付きで試合終了。試合後、ニュートンとノーマンが真っ先に話し合っていたのが印象的でした。

 

結果

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Panthers 10 3 10 3 26
Redskins 3 6 0 6 15

勝ちました。いやぁ、割と予想外の結果だったかな(・・;) では勝因を分析。

勝因

ランオフェンスとランディフェンス

やはりこれに尽きますかね。

パンサーズのランはトータル148ヤード。内スチュワートが132ヤード稼いでいます。フットボールの基本はランプレー、なんだよなぁ…。

対するレッドスキンズのランはトータル29ヤードに抑えています。この差は大きかったね。

ターンオーバーレシオ+3

パンサーズが獲得したターンオーバーは3(最後の1つは試合結果に関係ないけど)。そして献上したターンオーバーは0。これも試合に大きく影響しました。

今季初のレーティング100オーバー

CMP/ATT YDS TD LG INT RT
C.Newton 21/37 300 2 31 0 101.2
K.Cousins 32/47 315 0 23 1 77.9

意外にも…でもないんですが、ニュートンのQBレーティングが今シーズン初めて100を超えました。レシーバーのドロップが無かったらもっと伸びてたねぇ。シーズン終盤に来て安定してきたかな。レッドスキンズのパスラッシュが強力でないとしても、ニュートンの被サックは2と急造オフェンスラインも良く頑張ってくれました。

そしてカズンズにロングパスを投げさせなかったのも大きかったです。TDパスも0。DB陣も大奮闘と言えるでしょう。

TEリードの1発退場

あの場面、もしもTDまで行かれていたら分からなかった。この反則はチームの勢いを止めてしまった気もする。

 

総括

昨シーズン、ニュートンがキャリアハイの5TDを挙げて快勝したレッドスキンズ相手に今シーズンも勝つ事ができました。今のチーム状況を考えるとかなり厳しかったはずですが、これが相性なのかなぁ。

注目のCBノーマンとのマッチアップ。1度インターセプト未遂はあったものの、全体的に仕事をさせなかったかなと。主にWRケルビン・ベンジャミンに付く事が多かったと思いますが、そのおかげでTEオルセンやWRギンがきっちり仕事できました。…ベンジャミンはメインターゲットで使うよりもフェイクの方がいいかも(;´・ω・)

オフェンス・ディフェンス共に素晴らしく、ほとんど非の打ち所がないのですが、獲得サック0が数少ない反省点かな。まぁオフェンスラインが強力なので贅沢は言えません。あとパスドロップはいい加減にしてくださいマジで…。

これでパンサーズは6勝8敗、何とかプレーオフ前線に生き残りました。残るは同地区2戦。他力本願でプレーオフ進出確率0.04%らしいですが、望みがあるだけありがたく思わないとね。そんなWEEK15でした。

<おまけ>

正直カズンズには申し訳ないが、もしもレッドスキンズのQBがトム・ブレイディやドリュー・ブリーズのような天才的パサーだったら、今以上のとんでもないハイパーオフェンスを形成してるだろうなと感じました。

強力なオフェンスラインに充実したレシーバー陣。毎試合40点以上取ってもおかしくないオフェンスが出来上がりそうだ。…たらればだけど。