[試合結果,感想] WEEK10 VS カンザスシティ・チーフス!
- 2016.11.14
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, パンサーズ
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色めき立つWEEK10。
WEEK10,11と中3日での連戦となるパンサーズ。そんなWEEK10の相手は、昨シーズン終盤から好調をキープしているチーフス。メイクドラマを狙うチームと成し遂げたチーム…、その結末や如何に。
まずは得点シーンを中心に各Q毎にざっとおさらいします(KC→チーフス、CAR→パンサーズ)。
第1Q
心配されたCはジーノ・グラドコウスキーが先発。怪我は何とか大丈夫そうだ。
パンサーズの攻撃でゲームは始まる。QBキャム・ニュートンのランを有効に使い、まずは42ヤードFGで先制。
KC 0 – 3 CAR
<残り7分33秒 3rd9 自陣49ヤード地点からKCの攻撃>
ここでQBアレックス・スミスが一発狙うが、Sトレ・ボストンがインターセプト!CBは抜かれていたが、ボストンがしっかりナイスカバー!スミスはちょっと無理して投げたかな。
ここで緊急事態発生。Pアンディ・リーがハムストリング負傷、この試合クエスチョナブルに。これはヤバイ。代わりにKグラハム・ガノーが担当。最初のパントはまずまず。
第2Q
ここに来てようやく中央のランが出始める。TEエド・ディクソンへのロングパスも決まりついにレッドゾーンへ!
<残り9分12秒 1stGOAL 残り4ヤード地点からCARの攻撃>
いきなりニュートンの中央ラン!TD!膝が付きそうな所で上体を反らし見事にエンドゾーンへ!さすがの身体能力ですわ。
KC 0 – 10 CAR
これでニュートンはキャリア47TDランを記録。フランチャイズレコードだそうな。
パンサーズHCロン・リベラとチーフスHCアンディ・リードは、2003年イーグルス時代の同僚コーチとの事。DCショーン・マクダーモットも同僚なんだってさ。
TEグレッグ・オルセンのナイスキャッチやWRケルビン・ベンジャミンへのパスが通り得点チャンスに。
<残り2分 1st10 残り39ヤード地点からCARの攻撃>
2ミニッツ明けの攻撃。WRデビン・ファンチェスがワイドオープン!一気にTD!CBマーカス・ピータースをレシーバーの交錯でうまくかわしたぜ!
KC 0 – 17 CAR
DTマリオ・アディソンにQBスミスへのフェイスマスクの反則あったけど見逃がされる。残り20ヤード付近まで攻められていた場面だったので助かった(-_-;)
その後47ヤードFGをチーフスが成功し前半終了。
KC 3 – 17 CAR
点差こそあるが、チーフスの反則とレシーバーのドロップにかなり助けられてる印象。そしてRBスペンサー・ウェアのランが中々止められない。
第3Q
パンサーズの攻撃。FG確実のヤードまで行くが連続サックをもらいパントに…。もったいないし、FGでも3ポゼッションにできた。こういうのをしっかり修正していかないと!
第4Q
チーフスの攻撃。残り20ヤード付近まで攻め込まれるも、TEトラヴィス・ケルシーがエンドゾーンでワイドオープンだったがスミスが見つけられず→またしてもレシーバーがエンドゾーンでワイドオープンだったがスミスの投げミス→レシーバーのドロップという、敵ながら同情するミス連発で何とかFGに抑える。
KC 6 – 17 CAR
<残り10分51秒 3rd6 自陣29ヤード地点からCARの攻撃>
OL中央が破られニュートンにプレッシャーがかかる→倒れ込みながら無理に投げる→インターセプト。しかもリターンする選手が面白いように抜けていき何とTD…。おいふざけんな。2ポイントコンバージョンも決まり3点差に…。
KC 14 – 17 CAR
その後33ヤードFGを決められついに同点…。
KC 17 – 17 CAR
<残り29秒 1st10 自陣20ヤード地点からCARの攻撃>
ディフェンスが頑張り勝機のチャンスは残った。パンサーズのタイムアウトは0、チーフスは3。残り時間を考えるとオーバータイムも止む無しの状況。ベンジャミンへのパス→CBピータースにかき出されるように奪われファンブルリカバー。…おい!!!
FG決められゲームエンド。
結果
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
Chiefs | 0 | 3 | 0 | 17 | 20 |
Panthers | 3 | 14 | 0 | 0 | 17 |
最悪の負け方。後味悪すぎる。そんな敗因はこちら。
敗因
ニュートンのインターセプト
まずはこれでしょうね。このインターセプトまでは完全にゲームを支配していた。あそこで無理に投げる必要は無かった。完全に悪い癖が出たわ。
ベンジャミンのファンブル
勝負を決したファンブル。ベンジャミンが超一流でないのはこういった所なんだろうね。残り時間は20秒台。無理に外に出ようとせずにとりあえずダウンでよかったんだよ…。
第3Qの得点チャンス
何も無ければFGは確実だったあの場面。連続サックでパントになったあの場面。3点取れば3ポゼッション差にできたのでランプレーでも良かったはず。遡れば、このプレーも勝負の分かれ目だったのかなぁ。
ランプレーが出なかった
エースRBジョナサン・スチュワートは獲得39ヤード止まり。ニュートンの54ヤードが最多という結果に。これも後半失速の原因だったんだろう。
CMP/ATT | YDS | TD | LG | INT | RT | |
C.Newton | 23/38 | 261 | 1 | 38 | 1 | 78.9 |
この日のニュートンの成績。インターセプトが無ければ…ね。
総括
完全なる勝ちゲームを逃しました。というか、あそこから負けるって本当にあり得ない。
QBスミスの成績は獲得178ヤードのインターセプト1、レーティングは65.5。チーフスのラッシングヤードは計91ヤード。さらにエースWRジェレミー・マクリン欠場に加えドロップが目立ったレシーバー陣。これで負けるってどういう事だよ…。心底がっかりしたわ。
これでパンサーズは3勝6敗。はい、もうワイルドカードは無理レベルに来ました。プレーオフ進出には地区優勝しかないですが、ファルコンズが好調を維持してる現状それも無理ゲーに近いです。要するにシーズンエンドって訳ですね、お疲れ様でした。
深い傷が癒えない中、すぐにサーズデイナイトを迎えます。相手は同地区のセインツ。まぁ、もう期待していないので気楽に観戦しますわ(´・ω・`)
<おまけ>
今までも最高のパントを連発してきたPアンディ・リーの怪我は痛すぎる。Kグラハム・ガノーに負担をかけすぎるのも良くないしどうするんだろう…。
プレシーズンで怪我して放出したPマイク・サイフルズを呼び戻すかい?…もうシーズンエンドのチームだからどーでもいいけどね…はぁ。。
いや、いいんですよ。どーせもともと厳しい状況だったんだし、かすかな希望が絶望に変わっただけの事さ。…さて来年のドラフトについて考えるか。
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