[試合結果,感想] WEEK10 VS カンザスシティ・チーフス!

[試合結果,感想] WEEK10 VS カンザスシティ・チーフス!

色めき立つWEEK10。

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WEEK10,11と中3日での連戦となるパンサーズ。そんなWEEK10の相手は、昨シーズン終盤から好調をキープしているチーフス。メイクドラマを狙うチームと成し遂げたチーム…、その結末や如何に。

まずは得点シーンを中心に各Q毎にざっとおさらいします(KC→チーフス、CAR→パンサーズ)。

第1Q

心配されたCはジーノ・グラドコウスキーが先発。怪我は何とか大丈夫そうだ。

パンサーズの攻撃でゲームは始まる。QBキャム・ニュートンのランを有効に使い、まずは42ヤードFGで先制。

KC 0 – 3 CAR

<残り7分33秒 3rd9 自陣49ヤード地点からKCの攻撃>

ここでQBアレックス・スミスが一発狙うが、Sトレ・ボストンがインターセプト!CBは抜かれていたが、ボストンがしっかりナイスカバー!スミスはちょっと無理して投げたかな。

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ここで緊急事態発生。Pアンディ・リーがハムストリング負傷、この試合クエスチョナブルに。これはヤバイ。代わりにKグラハム・ガノーが担当。最初のパントはまずまず。

第2Q

ここに来てようやく中央のランが出始める。TEエド・ディクソンへのロングパスも決まりついにレッドゾーンへ!

<残り9分12秒 1stGOAL 残り4ヤード地点からCARの攻撃>

いきなりニュートンの中央ラン!TD!膝が付きそうな所で上体を反らし見事にエンドゾーンへ!さすがの身体能力ですわ。

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KC 0 – 10 CAR

これでニュートンはキャリア47TDランを記録。フランチャイズレコードだそうな。

パンサーズHCロン・リベラとチーフスHCアンディ・リードは、2003年イーグルス時代の同僚コーチとの事。DCショーン・マクダーモットも同僚なんだってさ。

TEグレッグ・オルセンのナイスキャッチやWRケルビン・ベンジャミンへのパスが通り得点チャンスに。

<残り2分 1st10 残り39ヤード地点からCARの攻撃>

2ミニッツ明けの攻撃。WRデビン・ファンチェスがワイドオープン!一気にTD!CBマーカス・ピータースをレシーバーの交錯でうまくかわしたぜ!

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KC 0 – 17 CAR

DTマリオ・アディソンにQBスミスへのフェイスマスクの反則あったけど見逃がされる。残り20ヤード付近まで攻められていた場面だったので助かった(-_-;)

その後47ヤードFGをチーフスが成功し前半終了。

KC 3 – 17 CAR

点差こそあるが、チーフスの反則とレシーバーのドロップにかなり助けられてる印象。そしてRBスペンサー・ウェアのランが中々止められない。

第3Q

パンサーズの攻撃。FG確実のヤードまで行くが連続サックをもらいパントに…。もったいないし、FGでも3ポゼッションにできた。こういうのをしっかり修正していかないと!

第4Q

チーフスの攻撃。残り20ヤード付近まで攻め込まれるも、TEトラヴィス・ケルシーがエンドゾーンでワイドオープンだったがスミスが見つけられず→またしてもレシーバーがエンドゾーンでワイドオープンだったがスミスの投げミス→レシーバーのドロップという、敵ながら同情するミス連発で何とかFGに抑える。

KC 6 – 17 CAR

<残り10分51秒 3rd6 自陣29ヤード地点からCARの攻撃>

OL中央が破られニュートンにプレッシャーがかかる→倒れ込みながら無理に投げる→インターセプト。しかもリターンする選手が面白いように抜けていき何とTD…。おいふざけんな。2ポイントコンバージョンも決まり3点差に…。

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KC 14 – 17 CAR

その後33ヤードFGを決められついに同点…。

KC 17 – 17 CAR

<残り29秒 1st10 自陣20ヤード地点からCARの攻撃>

ディフェンスが頑張り勝機のチャンスは残った。パンサーズのタイムアウトは0、チーフスは3。残り時間を考えるとオーバータイムも止む無しの状況。ベンジャミンへのパス→CBピータースにかき出されるように奪われファンブルリカバー。…おい!!!

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FG決められゲームエンド。

 

結果

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Chiefs 0 3 0 17 20
Panthers 3 14 0 0 17

最悪の負け方。後味悪すぎる。そんな敗因はこちら。

敗因

ニュートンのインターセプト

まずはこれでしょうね。このインターセプトまでは完全にゲームを支配していた。あそこで無理に投げる必要は無かった。完全に悪い癖が出たわ。

ベンジャミンのファンブル

勝負を決したファンブル。ベンジャミンが超一流でないのはこういった所なんだろうね。残り時間は20秒台。無理に外に出ようとせずにとりあえずダウンでよかったんだよ…。

第3Qの得点チャンス

何も無ければFGは確実だったあの場面。連続サックでパントになったあの場面。3点取れば3ポゼッション差にできたのでランプレーでも良かったはず。遡れば、このプレーも勝負の分かれ目だったのかなぁ。

ランプレーが出なかった

エースRBジョナサン・スチュワートは獲得39ヤード止まり。ニュートンの54ヤードが最多という結果に。これも後半失速の原因だったんだろう。

 

CMP/ATT YDS TD LG INT RT
C.Newton 23/38 261 1 38 1 78.9

この日のニュートンの成績。インターセプトが無ければ…ね。

 

総括

完全なる勝ちゲームを逃しました。というか、あそこから負けるって本当にあり得ない。

QBスミスの成績は獲得178ヤードのインターセプト1、レーティングは65.5。チーフスのラッシングヤードは計91ヤード。さらにエースWRジェレミー・マクリン欠場に加えドロップが目立ったレシーバー陣。これで負けるってどういう事だよ…。心底がっかりしたわ。

これでパンサーズは3勝6敗。はい、もうワイルドカードは無理レベルに来ました。プレーオフ進出には地区優勝しかないですが、ファルコンズが好調を維持してる現状それも無理ゲーに近いです。要するにシーズンエンドって訳ですね、お疲れ様でした。

深い傷が癒えない中、すぐにサーズデイナイトを迎えます。相手は同地区のセインツ。まぁ、もう期待していないので気楽に観戦しますわ(´・ω・`)

<おまけ>

今までも最高のパントを連発してきたPアンディ・リーの怪我は痛すぎる。Kグラハム・ガノーに負担をかけすぎるのも良くないしどうするんだろう…。

プレシーズンで怪我して放出したPマイク・サイフルズを呼び戻すかい?…もうシーズンエンドのチームだからどーでもいいけどね…はぁ。。

いや、いいんですよ。どーせもともと厳しい状況だったんだし、かすかな希望が絶望に変わっただけの事さ。…さて来年のドラフトについて考えるか。