2020WEEK1ラスベガス・レイダース戦の感想

2020WEEK1ラスベガス・レイダース戦の感想

オフェンス

最後のどうしようもない1回を除く9回の攻撃ドライブの内、6回を得点に繋げられている(TD3回FG3回)のは良かったです。

しかし、温厚なD.J.モーアやクリスチャン・マキャーフリーが明らかに苛立っていたのは、視聴者と同じ感情だったということだろう。そう、非常にモヤモヤとしたオフェンスでした。

QB

CMP/ATT YDS SK TD LG INT RT
T.Bridgewater 22/34 270 1 1 75 0 98.9

テディ・ブリッジウォーターのパンサーズ初陣。

プレシーズンが無い中でのWEEK1ということで、多少のミスには目を瞑りましょう。逆リードボール(レシーバーの進行方向と逆にボールを投げてしまうこと)や高く浮くパスが多かったの悔やまれますが、近々改善され…ます。そうでないと困る。

ロングパスは最長20~30ヤードくらいしか投げていません(75ヤードはWRロビー・アンダーソンのおかげです)が、相手もそんな感じだったので特に言うこと無し。インターセプトが危うい場面もいくつかありましたが、結果0なので良し。

OLがそれなりに崩される中、被サック1で凌いだのは素晴らしい。ブリッジウォーターの力量と言っていいでしょう。

総じて、安定した立ち回りのできるQBだなと改めて思いました。派手さは無いけどね。

OL

先発Gのデニス・デイリーがアウトとなり、開幕早々不安なOLでしたが、その割には何とかなっていたかなと思います。ただ相変わらず、良くもなく悪くもなくなOLでした。決して良くは無い、でも近年ずっとそんな感じだからもう慣れてしまった。

RB

ATT YDS AVG LG TD
C.McCaffrey 23 96 4.2 15 2

我らがマキャーフリー。OLがあんな感じだったので、個人技で無理矢理ヤードを稼いでくれました。やはり頼りになる。

そして何故か課題となっているバックアップRBですが、結局起用されませんでした。その代わりFBアレックス・アーマを起用した(それでも2回のみ)ということでしょうかね。もうちょっとマキャーフリーの負担を減らそうよ。

レシーバー

REC/TAR YDS AVG LG TD
R.Anderson 6/8 115 19.2 75 1
C.Samuel 5/8 38 7.6 19 0
D.Moore 4/9 54 13.5 18 0
C.McCaffrey 3/4 38 12.7 16 0
I.Thomas 2/2 16 8.0 11 0
S.Roberts 1/2 5 5.0 5 0
C.Manhertz 1/1 4 4.0 4 0

アンダーソンは非常に良かった。ジェッツ時代も度々見かけたあの一撃力。あれこそアンダーソンの魅力なんだなと改めて実感しました。

対してモーアは4/9とイライラ展開。ブリッジウォーターの改善を落ち着いて待とう。

マキャーフリーのレシーブが減っているのは良い傾向ですね。ブリッジウォーターもマキャーフリーを頼り過ぎず、しっかりレシーバーを探しているということでしょう。

TEへのパスは3回のみと、OCジョー・ブレイディはTEをレシーバーとして積極起用しない方針なのかな。でも今のNFLだと、TEをレシーバー起用していかないと厳しいよなぁ。

ディフェンス

オフェンス同様、いやそれ以上にモヤモヤしていました。

DL

レイダースのOLが良かったのか、パンサーズのDLが悪かったのか。

課題のランディフェンスはダメ(計133ヤード献上)。ラン絡みのプレーもフリープレー状態。

その上、QBデレク・カーに全くプレッシャーを与えられなかったのは大問題。こちらも被サック1なのでサック0はいいとして、カーのラン0回(スクランブル0回)てどういうことだよ…

顔ぶれだけ見ればもっともっとやれるはずだから、DCフィル・スノウには次戦以降の早期改善を、超特急で強く望みます。このままだと昨シーズンの二の舞になります。

LB

ルーキーのジェレミー・チンは、ソロタックル7回(アシスト含め計8回)と上々の成績。DBとしては目立っていなかったので、LBとして育成した方がいいかもしれない。

対してベテランのタヒル・ホワイトヘッドは、2回のパスインターフェアとイマイチ。特に2回目は試合を決定付けるような場面だったので悔やまれる。まだWEEK1なのでこれからの上昇に期待しつつも、ちょっとだけ、本当にちょっとだけ、ルーク・キークリーが恋しくなりました。

ソロタックル5回・アシスト7回のシャック・トンプソンは影が薄かった。いや決して悪くは言ってない。けど、影は薄かった。試合を見終わった後、「あれトンプソンって試合に出てたっけ?」と思ってしまったのはここだけの話。

DB

ラン絡みのプレーであれだけやられながら、許したパスは239ヤード・1TDとよく守っていたと思います。

ルーキーで先発を任されたCBトロイ・プライドJr.は、TDこそ許したものの、十分良かったです。TDシーンは相手を褒めるべきでしょう。

そしてこの日1番の収穫かもしれないCBラスル・ダグラス。つい先日契約したばかりの選手ですが、パスカット2回と素晴らしい活躍でした。

スペシャルチーム

Kジョーイ・スライはFG3/3で成功。エクストラポイントを1回外したものの、WEEK1ということで目を瞑りましょう。例えその1点が4点差を生み出していたとしても、目を瞑りましょう。

ルーキーのPジョセフ・チャールトンはあまり出番がありませんでしたが、ホルダーとしてもミスは無かったと思うので、悪くないんじゃないですかね。

さいごに

最後の4thダウンをなんでマキャーフリーにしなかったんだとか言われてますが、多分問題はそこじゃない。

終始レイダースに気持ち良くプレーさせてしまっていたことが問題です。

点数だけ見れば僅差ですが、レイダースにとっては、無理なく無理せず勝てた試合だったと思います。もっと焦らせて無理させて混乱させないとダメだよね。

1Q 2Q 3Q 4Q Total
LV 7 10 10 7 34
CAR 9 6 0 15 30

まだWEEK1。WEEK3くらいまでは穏やかに見て行こうと思っています。

オフェンスはブリッジウォーターのパスが安定してくれば大丈夫な気がします。大問題はディフェンス、特にDLの再建は、確実に今後の勝敗を左右します。ディフェンスのパンサーズと言われたチームが、まさかここ3年ディフェンスに苦しむなんて考えもしないよね…

今年はGAMEPASSの2万7000円を払って良かったと思える、価値ある試合を見せてくれるだろうか。

<その他WEEK1>

セインツ憎たらしいほど強い。いや、ここまで来るとシンプルに嫌い。

ビルズのQBジョシュ・アレンが年々ニュートン化してます。ドラフト時、まさかこんなに動けるQBだとは思いもよらなかったさ。

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