ファンの心を一瞬で鷲掴みにしたテンプルQBと59を背負うテンプルLB

ファンの心を一瞬で鷲掴みにしたテンプルQBと59を背負うテンプルLB

突如として盛り上がってまいりました。

※契約内容は判明次第こちらに記載しておきます。

早くも旋風巻き起こる

25歳の新たなQBを獲得しました。

P.J.ウォーカー。身長は180cmと今NFLで流行りの俊敏小柄なQBです。NFL公式サイトやWikipediaなどではフィリップ・ウォーカー(Phillip Walker)という名前になっているので、登録名を変えたっぽいです。

2017年コルツへドラフト外入団し、昨年は新たなアメリカンフットボールリーグXFLのチーム(ヒューストン・ラフネックス)へ移籍。

CP/ATT PCT YDS LG TD INT RT
119/184 65.0 1338 84 15 4 104.4

XFLはコロナウィルスにより5試合でシーズン終了となってしまいましたが、そこでは5戦5勝、パス獲得ヤード・パスTD数リーグトップの記録を残しました。MVP最有力とも言われていたそうです。

そしてこのウォーカー、何を隠そう、パンサーズHCマット・ルールがテンプル大学でHCをしていた2013~16年のまさにその期間、同大学でQBを務めていたのです。これは確実に狙っていたんだろうね。

ポケットワーク良し、腕の強さ良し、視野の広さ良し、モビリティ良しと背の高さ以外大きな弱点は無さそう。XFLでのラン獲得は5試合で99ヤードとこう見えてモバイル型ではないため、ちゃんと最後までレシーバーを探し続けパスを投げようとしているのは素晴らしい。

テディ・ブリッジウォーターには申し訳ないですが、この見ていてワクワクする感覚、隠しきれない派手さ、磨けば磨くほど光り輝きそうな原石感は、紛れもなくキャム・ニュートンの後継者としてファンが望むタイプのQBです。ブリッジウォーターを獲得した時賛否両論渦巻いたファンの意見も、ウォーカーについては賛成意見圧倒なのがそれを物語っています。

 

ただ浮かれ過ぎてばかりはいけません。NFLで実績を残しているのは当然ブリッジウォーターの方で、ウォーカーはコルツ時代ジャコビー・ブリセットを超えられず、試合に出場できていません。なんならロスター入りすらできておらず、当時は万年PSに居たのです。

XFLでのパフォーマンスは目を見張るものがありますが、XFLの試合をハイライトでも見たことのある人なら分かる通り、ディフェンスのレベルがNFLと段違いに低いです。XFLで大活躍していたからと言って、そのまますんなりNFLで活躍できる保証は一切ありません。

さらに現状は、3年6300万ドルの大型契約をしたブリッジウォーターが先発予定なのは変わらないでしょう。あくまでウォーカーはバックアップとして獲得されているのです。HCルールもその旨をウォーカーに伝えています。

 

とは言うものの、こんなにも世論が圧倒的に支持し盛り上がっているのなら、ブリッジウォーターより先にウォーカーを獲得した方が良かったのかもしれませんね。ブリッジウォーターは取り合いになっていたようなので、難しい判断だったと思いますが。

個人的にもウォーカーが先発した方がファンは盛り上がるだろうし、その姿を是非とも見たいと思ってしまうのは事実です。なんか、期待値が半端ないのよね。ワクワク感が止まらないのよね。

もちろん、少なくとも今年は怪我or絶不調でも無い限りブリッジウォーター先発に変わりはないと思うので、ウォーカーはひとまずバックアップ1番手の位置を確実にする所からですね。

そう、契約は2年156万5000ドルと複数年なのだから。

からの別れ

ウォーカー獲得による影響なのか、もともと交渉が進んでいたのかは分かりませんが、2週間前に再契約したばかりのQBカイル・アレンはレッドスキンズへトレードされることになりました。アレンは再びHCロン・リベラの下でプレーすることになります。

このトレードでパンサーズは5巡指名権を獲得。今年のFA戦線の中で、初めてパンサーズが得をしたと言える動きになりました。

昨年はアレンが居なかったらシーズン全敗もあり得ました。ドラフト外選手で急遽先発を任されながら、十分仕事をしてくれたと思います。Twitterではアレンをバカにするようなツイートをちらほら見かけますが、もっと敬意を表すべき選手です。ありがとう。

LB補強

ウォーカー関連の話題で盛り上がり過ぎて忘れられがちですが、他にも良き補強をしています。

タヒル・ホワイトヘッド。年齢は29歳。

2012年ライオンズより5巡指名されNFL入り。その後2017年までライオンズでプレーを続け、2018年からはレイダースに所属。3年契約を1年残して、今年3月9日に放出されていました。

2016年から4年連続100タックル以上を記録しており、8年のキャリアの内6年でシーズン全試合出場を果たしています。また全試合出場していない年も、2012年は14試合出場、2016年は15試合出場と、プレーだけでなく大きな怪我をしていない体の強さも非常に優秀。安定したLBと考えて良さそうです。

契約も1年250万ドルとかなりお手頃金額で獲得できているので、とても良い補強だと思います。ルーク・キークリーの同期であり背番号も同じ59、運命を感じますね。

ちなみにホワイトヘッドもテンプル大学出身で、ルールがテンプル大学のOCを務めている時の選手です。ここでも繋がりました。

その他獲得選手

DEステフィン・ウェザリー。年齢は26歳。

2016年バイキングスより7巡指名されNFL入り。以後バイキングスで4年間過ごし、2018年と19年にそれぞれ3サックをあげています。

契約はなんと2年1250万ドルとなかなかの額。DEはマリオ・アディソンを放出するようなので、今のところパンサーズはウェザリーを先発として考えているようですね。第2のシャキール・バレットとなれるか。

 

 

今年の楽しみが増えました。

<余談>

ニュートンのトレードができなさそうと分かっていたのなら、今年は先発ニュートン、次点ウォーカーのQB陣で良かったように思います。ニュートンが復活すればそれで良し、ダメでもウォーカーに期待できる。皆が納得し幸せになれる道だったのにね。

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