【感想】WEEK6@ワシントン・レッドスキンズ

【感想】WEEK6@ワシントン・レッドスキンズ
1Q 2Q 3Q 4Q Total
CAR 0 6 3 8 17
WSH 14 3 0 6 23

敗戦。勝 て た 試 合 だ っ た 。

敗因

無理をすればターンオーバー

お互い開幕ドライブを無得点で終えた後のパントリターン中、WR D.J.モーアが無理にヤードを稼ごうとしてファンブル。QBキャム・ニュートンがプレッシャーのかかる中、無理にパスを投げてインターセプト。そして極め付け、パスレシーブから無理にヤードを稼ごうとしたモーアが再びファンブル。

モーアにとってはいい経験となっただろう。若気の至りということで、以降気を付けてくれれば大丈夫だ。しかしニュートンに関しては、無理して投げたパスをインターセプトされる場面をこれまで嫌というほど見てきたので、いい加減学習して欲しいところ。あの状況でパスを投げても絶対に通りませんがな。

最後のドライブ

残り3分11秒、自陣16ヤード地点からの攻撃で差は6点。TDを取れば同点、エクストラポイントを決めれば逆転できるシチュエーション。

短いパスを順調に繋げレッドゾーンへ。残り21ヤード地点1st10、まずはRBクリスチャン・マキャーフリーへのパスで5ヤード前進。残り16ヤード地点2nd5、エンドゾーンに走り込んだマキャーフリーへのパスは少し長く失敗。ディフェンスを置き去りにしていたので正直決めて欲しかったが、ニュートンにプレッシャーもかかっていたので止む無し。

そして運命の3rd5。残り時間は40秒あった。タイムアウトも2つあった。なのに何故、目先の1st更新を取らず、再びエンドゾーンへ投げ込んだのか。

スナップを受けたニュートンが迷いなく投げ込んでいる姿を見ると、おそらくそういうプレーコールだったのだろう。「4thダウン込みで1st更新を狙ってくるはずだ」という相手の裏をかいたのかもしれない。この試合で度々見せていた、ファンチェスとディフェンスの身長のミスマッチを狙い託したものだったのかもしれない。

そしてそのプレーコールは、パス失敗&反則無しという最悪の結末となってしまった。ここまでほぼ完璧にパスを繋ぎ逆転の道筋を作って来た最後の最後でプレー選択を間違えてしまったのだ。

ほぼオープンなTEグレッグ・オルセンの前を通り過ぎて行くボールの何と悲しい光景か。オルセンに投げていれば、レシーブ成功・1st更新だっただろうに。そんな雰囲気の中だったこともあり、4th5は半ば当然に失敗。ゲームセットとなってしまった。

一瞬の判断なのでしょうがないことだけど、結果論なので何を言っても机上の空論なのだけど、それでもこの時のプレーコールは完全に勝利を逃してしまった。非常に、非常に悔やまれます。

 

さらに恨み節。もし仮にマキャーフリーやファンチェスへのパスがTDを取れていたとしても、30秒以上を残しタイムアウトを2つ所持していたレッドスキンズへ攻撃権を渡すことになっていた。差は1点、FGで勝利できる。レッドスキンズのKダスティン・ホプキンスは、この日キャリアハイとなる56ヤードのFGを決めていた。

そういった事情を考えると、やはりあの場面は無難に1st更新を狙い、時間を使いながらTDを狙うというスタンダードな攻めで良かったのではないかな。ま、何言っても後の祭りですけどね( ノД`)

 

オフェンス

CMP/ATT YDS TD INT RT
C.Newton 27/40 275 2 1 93.2

本日のニュートン。被サックは1でロングは23。

2ポゼッションリードを許してからは10ヤード前後を狙った短いパス中心のオフェンスだった為、無理くり投げたインターセプトを除けば安定していたと思います。レシーバーがかなり頑張ってくれましたけど。

ATT YDS AVG LG TD
C.Newton 9 43 4.8 15 0
C.McCaffrey 8 20 2.5 9 0
D.Moore 1 18 18.0 18 0

ラン成績がこちら。序盤以外はパス中心のオフェンスかつランプレー自体も機能しなくなっていたので、回数は少なめです。

REC/TAR YDS AVG LG TD
C.McCaffrey 7/8 46 6.6 15 0
D.Funchess 5/8 74 14.8 23 1
T.Smith 5/5 43 8.6 12 1
D.Moore 4/5 59 14.8 18 0
G.Olsen 4/7 48 12.0 18 0
J.Wright 1/3 3 3.0 3 0
C.Manhertz 1/2 2 2.0 2 0

レシーバーの成績がこちら。パス中心のオフェンスで取りづらいパスも少なからずあった中、各選手しっかりと期待に応えてくれました。

そしてWEEK1以来の出場となったTEオルセン。やはりニュートンのメインターゲットはオルセンなんだなぁと改めて実感しました。安心感が凄い。ワンハンドキャッチは試合勘を取り戻せばできるはず、今後に期待しよう。

 

ディフェンス

序盤はドタバタと2TDを奪われてしまいましたが、その後はパンサーズらしいTDを取らせないディフェンスを完遂できました。ファンブルが起因のTDを除くと、1TD・3FG(内1つは56ヤードなので相手を褒めるべき)の計16点に抑えています。

QBアレックス・スミスをパス獲得163ヤード・2TD・レーティング88.1に抑えるなど、最初の2TD以降はパスオフェンスを自由にさせませんでした。サックも3つ奪い、QBスミスへのプレッシャーも効果的に与えられていましたね。DEジュリアス・ペッパーズに待望の今シーズン初サックが記録されたことも良かった。

一方ランディフェンスは、RBエイドリアン・ピーターソンに97ヤードを走られました。これに関しては、ラインに隙間ができるまでじっくり待ってから走るなど、ピーターソンの巧さが目立っていたのかなと思います。老獪なプレーにやられてしまった印象です。昨シーズンまでとは別人じゃないかヽ(`Д´)ノ

そして出場停止処分から復帰したLBトーマス・デービス、実に素晴らしかった。計6タックル・2回のパスカットなど、随所に存在感を見せてくれました。やはりデービスの居るディフェンスは落ち着きますね。またタックルリーダーは、LBルーク・キークリーの計9回でした。

ちなみにレッドスキンズは、試合前までレシービングヤード成績トップだったRBクリス・トンプソンが怪我で出場していませんでした。もし彼が出場していたら、もっと苦しい試合になっていたかもしれません。

 

スペシャルチーム

先週大活躍をしたKグレアム・ガノーさんは、まさかのエクストラポイントをミス。試合結果に影響を与えなかったので良しとしよう。

 

まとめ

序盤にサクサクと点を取られ、ターンオーバーを相次いで奪われる最悪な流れの中、パスを中心に攻めを組み立て直し得点を重ね、勝利目前まで行ったところで敗戦。何とも悔いの残る試合でした。

しかしながら、試合前の段階で総合5位だったレッドスキンズディフェンス相手に、ほぼパスのみで崩すことができたのは大きな収穫です。ランに頼らなくても戦えるという新たな戦略を手に入れたと、前向きに考えておこう。TEオルセンやLBデービスも復帰し、次戦以降への期待は高まりました。

63ヤードFGを決め劇的勝利をあげたかと思えば、逆転TDまで目前というところでプレー選択ミス敗戦。WEEK3ベンガルズ戦以外は全て1ポゼッション差のゲームとな。いやぁ、パンサーズの試合は最後まで飽きさせないね。これは来週も見るしかないね。はい解散!…ううぅ(/_;)

 

<同地区ライバル情報>

セインツはBYE。バッカニアーズ対ファルコンズの同地区対決は、29 – 34 でファルコンズの勝利。これでファルコンズは2勝目、共にホームでの同地区戦という嫌味なこと。バッカニアーズよ、最後のラグビープレーは惜しかった。そして楽しかったぞ。

 

<一応>

ニュートンがパンサーズへ加入して以来、昨シーズンまで2番手QBとして在籍していたデレク・アンダーソンがビルズと契約しました。運が良いのか悪いのか、先発を務めていたルーキーQBジョシュ・アレンが負傷してしまったこともあり、ドンピシャでの補強となりましたね。契約は1年およそ1億2000万円。おめでとうデレク。

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