【感想】WEEK15ニューオーリンズ・セインツ

【感想】WEEK15ニューオーリンズ・セインツ
1Q 2Q 3Q 4Q Total
NO 3 3 0 6 12
CAR 7 0 0 2 9

敗戦。勝利しなければいけない試合だった。

敗因

攻守の差

ディフェンスは間違いなく、今シーズンの集大成と言える最高の出来でした。同地区で長く対戦しているデータを引っさげたHCロン・リベラのプレーコールの下、絶好調のセインツオフェンスをほぼ完璧に封じ込めました。

RBアルビン・カマラを自由にさせず、

WRマイケル・トーマスを苛立たせ、

QBドリュー・ブリーズから今シーズン4つしか喫していないインターセプトを奪い、

CBドンテ・ジャクソンがセインツの2ポイントコンバージョンから逆に2点を獲得し、

TDを取られたら終わりという第4Qの絶体絶命の場面でCBジェームズ・ブラッドベリーがファンブルを誘発し、こぼれたボールがエンドゾーンからサイドラインへ流れ、その結果タッチバックとなり攻守交代というこれ以上ない逆転の場面を演出。

ディフェンスの全選手が一致団結しそれぞれの役割を120%果たし、文句の付けようが無い眩しすぎる輝きを見せてくれました。失礼ながら、まさか今シーズンのディフェンスがセインツオフェンスを12点に抑えられるなんて夢にも思わなかった。本当に格好良かった。涙が出そうになったよ…

 

が、しかし。それをぶち壊したのがオフェンス、いや、QBキャム・ニュートンでした。

肩の痛みのせいでロングパスを投げられない(ディフェンスにとって守りやすい)、パス精度が悪い、大事なTDチャンスでインターセプト(WRデビン・ファンチェスをターゲットにしているんだからもっと高く投げてよかった)。

確かにOLが崩されていたのは事実だが、パンサーズのあげた得点全てにニュートンが絡んでいないのも事実。

 

パンサーズはニュートンのチーム。彼の調子で勝ち負けが決まる。それは分かっている。

でも、こんなにもディフェンスが最高のプレーを見せてくれた試合に負けることは許されないはずだ。ニュートンよ、そんな状態でもまだ試合に出続ける気なのか…?

 

オフェンス

CMP/ATT YDS TD INT RT
C.Newton 16/29 131 0 1 52.5

ニュートンの成績。被サックは4で、パス最長は22ヤード。

驚きはありません。こうなってもおかしくない状態が続いているので。RBクリスチャン・マキャーフリーの方が綺麗なスローイングだったことには目を伏せよう。

ATT YDS AVG LG TD
C.McCaffrey 15 53 3.5 9 0
D.Moore 1 22 22.0 22 0
C.Newton 5 15 3.0 5 0
C.Samuel 2 8 4.0 6 0

ラン成績。トータルは98ヤード。

まともにパスが機能しないと分かっているランディフェンス1位のセインツにとって、ランを止めることはさぞ容易だったことでしょう。

REC/TAR YDS AVG LG TD
C.McCaffrey 8/11 67 8.4 22 0
J.Wright 3/4 21 7.0 9 0
I.Thomas 2/4 14 7.0 8 0
D.Moore 2/3 12 6.0 7 0
C.Manhertz 1/2 50 50.0 50 1
C.Samuel 1/4 17 17.0 17 0
D.Funchess 0/1 0 0.0 0 0

パス成績。トータルは181ヤード。

本当にマキャーフリー頼みなオフェンスだということが痛いほど分かります。さすがに笑えないほど酷使し過ぎだ、ノーブ・ターナーよ。

そして気がかりだったのはファンチェス。ブラウンズ戦の酷さから、明らかに出場機会を与えられていませんでした。どっかの誰かが言っていた、今シーズン限りでサヨナラということが現実となるかもしれない。

モーアのファンブルは、来シーズン以降の糧にしてくれたらそれでいいさ。こういうロースコアゲームではやっちゃいけないミスだけど。

 

ディフェンス

感動をありがとう。

QBブリーズは、パス獲得203ヤード(23/35)・0TD・1INT・レーティング69.1という成績。試合前レーティング120.79のブリーズを完全にシャットアウトしました。奪ったサックは2と少ないですが、これまでブリーズが1試合平均1サックしか受けていないことを考えると上出来でしょう。Tテロン・アームステッドが欠場、Cマックス・アンガーが途中離脱というOL状態であげたサックなのは内緒だ。

レシーバーは、WRトーマスを49ヤード(7/9)、RBカマラを36ヤード(7/9)に抑えました。DB全員が仕事を全うしてくれました。

ランは、カマラに67ヤード、RBマーク・イングラムに63ヤードとそこそこやられましたが、パスオフェンスをあれだけ抑えていたのだから十分です。オフェンスの体たらくのせいでディフェンスに負荷がかかり過ぎて後半辺りから稼がれている部分もありますので。

タックルリーダーはLBルーク・キークリーで、ソロが11、トータルは13でした。キークリーも良かった。ディフェンスは全員良かった。

 

スペシャルチーム

Kチャンドラー・キャタンザーロ、Pマイケル・パラディ共に問題なし。キャタンザーロはほとんど出番ありませんでしたけど。

 

まとめ

今シーズン最高のディフェンスと今シーズン最低のオフェンス。その融合が生み出した結末は、全ての希望を打ち砕く絶望となりました。

パンサーズ勝利のシナリオとしては最高の試合展開だった。でも勝てなかった。そう、ニュートンの状態が極悪そのものだったからだ。ディフェンスの頑張りを思うと、こんなに心苦しいことはない。

シーズンの終わりが目に映った、そんなマンデーナイトでした。

 

ただ、今シーズンが終わるまでに、『パンサーズディフェンス』を見ることができてよかった。もちろん勝利していたらどんなに嬉しかったことか。

 

<ワイルドカードピクチャー>

勝敗 直接対決
シーホークス 8勝6敗 負け
バイキングス 7勝6敗1分
イーグルス 7勝7敗 勝ち
レッドスキンズ 7勝7敗 負け
パンサーズ 6勝8敗

ワイルドカードを争うバイキングス、レッドスキンズ、イーグルスが全て勝利したため、パンサーズのプレーオフ進出は限りなく絶望的となりました。残り2試合の内、バイキングスかレッドスキンズのどちらかが1勝をあげた瞬間、パンサーズの2018年シーズンは終焉となります。

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