【プレビュー】WEEK13@タンパベイ・バッカニアーズ
- 2018.12.01
- カロライナ・パンサーズ
- NFL, パンサーズ

鉄の沼にはまって3連敗。もがき苦しむパンサーズを迎えるのは、同地区のバッカニアーズ。プレーオフ進出のためには負けられない一戦、プレビューしていきます。
INJURY REPORT
パンサーズ
WR Devin Funchess | 背中/怪我以外の何か | Questionable |
なんとWRファンチェスのみ。今シーズンの怪我人の少なさは、地区首位に立っていないとおかしなくらい優秀過ぎます。
#Panthers WR and returner Damiere Byrd suffered a broken arm in Sunday’s loss to the #Seahawks, sources say, and the expectation is that the team places him on Injured Reserve to end his season.
— Ian Rapoport (@RapSheet) 2018年11月27日
主にリターナーを務めていたWRダミエル・バードはIR入りしてしまいましたが。その代わりとして、PSに居たCBロレンゾ・ドスがロスター入り、空いたPSにCBジョシュ・トロントンが加入しています。
ついでにもう1つ。WEEK2で脳震とうを発症しIR入りしていたSダノリス・サーシーが練習に復帰、近々ロスターへ戻ることになるそうです。DBに厚みが増すのは良いこと。
バッカニアーズ
DT Rakeem Nunez-Roches | 膝/足首 | Questionable |
LB Lavonte David | 膝 | Questionable |
CB Brent Grimes | 膝 | Questionable |
S Justin Evans | 足指 | Questionable |
T Demar Dotson | 膝/ハムストリング | Doubtful |
WR DeSean Jackson | 親指 | Out |
CB Carlton Davis | 膝 | Out |
CB M.J.Stewart | 足 | Out |
欠場のWRジャクソン、CBデービス、Tドットソンは主力選手なので影響必至。Questionableの3人、LBデイビッド、CBグリムス、Sエヴァンスも主力選手なので、こちらは出場して来そうです。
WEEK9を振り返る
ランを中心にバッカニアーズディフェンスを攻め崩し、前半だけで35点を奪い完勝しました。QBキャム・ニュートンの調子が良くなかったので、ランが機能してくれたおかげで勝利できたとも言えます。
ディフェンスは大量得点のおかげで、終始無理をせずバッカニアーズオフェンスを抑えました。そのため後半に追い上げられ28点を許しましたが、卒なく仕事をしてくれていたと思います。
WEEK13の考察
バッカニアーズオフェンス
1番大きなポイントとしては、QBがジェイミス・ウィンストンに代わっているということです。直近の試合では、パス獲得312ヤード(29/38)・2TD・0INT・レーティング117.4という結果を残しており、相手が49ersだったとはいえ、今シーズンの不調が嘘のようにチームを勝利へと導きました。元々これくらいの才能はあるQBですが、フランチャイズを解かれた(らしい)とのことで、いよいよ尻に火が付いたようだ。
そんなウィンストンですが、若いQBとしては珍しく、ボールを受けてからほとんど動かない古風なポケットパサーです。そのせいかインターセプト数も多くなりがちなので、どんどんプレッシャーを与えてターンオーバーを奪って行きましょう。
レシーバー陣は、TE O.J.ハワード(565ヤード)がIR入りしておりWRジャクソン(750ヤード)も欠場となるので、エースWRのマイク・エヴァンス(1073ヤード)、前回の対戦で1番ヤードを稼がれたWRアダム・ハンフリーズ(545ヤード)、2年目のWRクリス・グッドウィン(575ヤード)の3人が中心になります。もちろんエヴァンスを封じることが最も大事です。
RBで活躍しているのはペイトン・バーバー(590ヤード)のみ。臆せずしっかりと抑えましょう。
バッカニアーズディフェンス
LBケイウォン・アレクサンダーやCBヴァーノン・ハーグリーヴスといった主力選手たちがIR入りしており、加えて怪我人も多いということで、ディフェンスが苦しいのは変わらずと言えます。DEジェイソン・ピエールポール(10.5サック)とDTジェラルド・マッコイ(6サック)の強力DLに気を付ければ、あとは前回同様、むしろそれ以上に攻略できるでしょう。
ランで崩すこともありですが、先に待ち構える強豪との戦いのために、ここは積極的にロングパスをどんどん放り込んで欲しいです。D.J.モーアやカーティス・サミュエルを走らせて。
さいごに
サーズデーナイトにおいて、セインツがカウボーイズに 10 – 13 で敗れました。とても予想外でしたが、これでセインツは2敗目。パンサーズは5敗なので、最終盤に控えるセインツとの直接対決を2回とも制すれば、まだ地区優勝の可能性はある…と言えるようになりました。かなり厳しいことに変わりありませんが。
そういった意味でも、シーズンエンドを迎えており負傷者も多い相手に負ける訳にはいきません。しっかりと勝利を掴み、止まった歩みを進めてくれることを願っています。
WEEK13@タンパベイ・バッカニアーズ戦は、日本時間12/3(月)朝3時頃キックオフです。
<余談>
Was thinking about this last night. Raiders have potentially turned two teams into division champions this year through trades: Bears (Mack) and Cowboys (Cooper).
— Gil Brandt (@Gil_Brandt) 2018年11月30日
たった1人、されど1人。今シーズンはそんなことを思わされますね。そんな2人を放出したレイダース、もしかしたらスーパーボウルを狙えていたのかもね。。
-
前の記事
【感想】WEEK12 シアトル・シーホークス 2018.11.26
-
次の記事
【感想】WEEK13@タンパベイ・バッカニアーズ 2018.12.03