【感想】WEEK12 シアトル・シーホークス

【感想】WEEK12 シアトル・シーホークス
1Q 2Q 3Q 4Q Total
SEA 0 10 7 13 30
CAR 3 10 7 7 27

敗戦。霧が晴れない…

敗因

最後の攻防

お互いに色々あって、結局は最後のFGまでの過程かなと。

Kグレアム・ガノーを信頼してのことだと思うが、敵陣40ヤードまで進んだ直後のプレーがショットガンからのQBキャム・ニュートンのデザインランというのは、あまりにも守りに入り過ぎていた。ターンオーバーを恐れず、もっと時間を使いながらヤードを押し上げて、勝利を確実なものにするべきだった。

結果ガノーはFGを失敗し、敗北へと繋がった。今シーズンの1ポゼッション差負けは、こういう判断ミスが多すぎる。

抜け目ない狙い方

CBドンテ・ジャクソンが開幕最初のプレーで足を痛め離脱し、その代わりとしてCBコーン・エルダーが試合に出場していました。

間違いなく狙われるだろうなと思っていたのですが、前半は全く狙わず(ランプレーが多かった)、いやらしく後半の大事な場面で狙って来ました。1度は防ぐことができました(そもそもパスがアンキャッチャブルだったのでインターフェア狙いかもしれない)が、第4QでTDを獲得し7点差にリードを広げたあと、試合時間3分33秒の残り35ヤード地点4thダウン3。

そんな非常に大事な場面でエルダーを狙われ、TDを奪われました。経験値のあるCBなら、うまくレシーバーの動きを見てタイミングよく手を出しボールを防げたかもしれない(かなり困難ですが)。どちらにせよ、2年目のバックアップCBには荷が重すぎた。

ま、相手CBシャキール・グリフィンも災難だったので、CB事情はお互い様と言えますけど。

 

他にも、最初の2ドライブで共に10ヤード以内まで攻め込むもTDを取れなかった(内1回は4thダウン失敗)場面や、エンドゾーンでインターセプトされてしまった場面(プレーコールは悪くなく相手を褒めるべき)、ブリッツが裏目に出てヤードを稼がれる場面などありますが、そこは点差が物語っているようにシーホークスも同じ境遇なので、とやかく言うことでは無いのかなと思います。

両チーム良いところも悪いところも出た接戦の中で勝ちを掴み取れなかった最大の理由は、もしかしたらスティーラーズ戦から引きずる負の空気かもしれません。いい加減鉄の悪霊たちはどこかへ行ってくれ…

 

オフェンス

ライオンズ戦が嘘のように、様々なプレーコールを用いてシーホークスディフェンスを崩しに行っていましたが、いつも通り、自陣から一撃でTDを狙うようなロングパスは見られませんでした。もう今シーズンは見ることができないと半ば諦めていますよ。。

CMP/ATT YDS TD INT RT
C.Newton 25/30 256 2 1 110.6

ニュートンの成績。パス最長は38ヤードで、被サックは0(素晴らしい)。

状態は善でした。なので、もっと積極的にロングパスを投げて欲しかった。

なんかこういう記録が試合中に出た時はフラグにしかなっていない気がする。

ATT YDS AVG LG TD
C.McCaffrey 17 125 7.4 59 1
C.Newton 8 63 7.9 26 0
C.Samuel 1 25 25.0 25 0
D.Moore 1 7 7.0 7 0

ラン成績。トータルは220ヤード。

マキャーフリーが100ヤード越え。最長59ヤードはOLのおかげでもあります。ファンブルには気をつけよう。

そしてニュートンのデザインランも復活。やはり適度に走らせることがニュートンにとっては良さそうだ。下2人はリバースプレーによる獲得ヤード。こちらも相変わらず効果的でした。

REC/TAR YDS AVG LG TD
C.McCaffrey 11/11 112 10.2 38 1
D.Moore 8/9 91 11.4 28 0
J.Wright 2/2 25 12.5 25 0
C.Samuel 2/2 17 8.5 10 1
G.Olsen 2/4 11 5.5 6 0

レシーバー成績。トータルは256ヤード。

こちらでもマキャーフリー大活躍。パンサーズ史上初のラン・パス共に100ヤード越えを達成しました。これで勝利していたらどんなに嬉しかったことか…

またモーアも確実な成長を遂げています。いよいよエースレシーバーの座を射止める時が来たか。

トーリー・スミスは久しぶりに出場していましたが、レシーブ無く影は薄かったです。マキャーフリーのTDの場面でサミュエルと共に最高の交錯ブロックを見せてくれたところは良かったです。

 

ディフェンス

QBラッセル・ウィルソンは、パス獲得339ヤード(22/31)・2TD・0INT・レーティング128.3という成績となりました。奪ったサックは2で、共にブリッツによるもの。物足りないのは事実ですが、相手はサック0なので贅沢言えません。プレッシャーは確実に与えられていたものの、やはりウィルソンを捉えることは難しかったです。ヤードは稼がれましたが、ブリッツが裏目に出たことも多々影響しているので、攻めたディフェンスの結果、止む無しです。

レシーバーでは、出場しないと思っていたWRダグ・ボールドウィンは抑えました(39ヤード)が、WRタイラー・ロケット(107ヤード)とWRデイビッド・モーア(103ヤード)にやられました。ロケットは最後のレシーブ、モーアはブリッツ裏目の時に大きく稼がれたものなので、悔しいですが致し方ないです。

ランは、RBクリス・カーソーンを55ヤードに止めるなど、トータル75ヤードに抑えました。毎試合平均150ヤードも稼いでいたらしいシーホークスランを考えると、完全に抑え込めたのかなと思います。ただ勝利に結びつかなかっただけ、ですね…

タックルリーダーは、ソロではLBシャック・トンプソンの5回、アシスト込みではLBルーク・キークリーの12回でした。

CBジャクソン、足を痛めることが増えてきたな…ルーキーの体にはこたえるか。

 

スペシャルチーム

決めて欲しかったが、FGを蹴る前にもっとヤードを進めるべきだった。だから信じたい。信じたいけど、徐々にガノーがガノーに戻って行く気がする…大丈夫だろうか。Pマイケル・パラディはいつも通り安心でした。

 

置かれた現状

目に見えて流れが無い。悪い。掴めない。でも勝たなくてはいけない、勝つことのできた試合でした。

これで6勝5敗。残り全勝しても11勝止まり。既にセインツは10勝をあげているため、地区優勝は限りなく不可能に近いものとなりました。

そこでワイルドカード争いへ目を向けると、シーホークスは6勝5敗でパンサーズと並びましたが、直接対決で勝利しているので上へ。またQBアレックス・スミス負傷によりワイルドカード争いに加わって来そうなレッドスキンズも6勝5敗でパンサーズと並んでいますが、こちらも直接対決で勝利しているため上へ。さらに、同じく6勝をあげているバイキングスは1つ引き分けを持っているので、敗戦数が1少ないため当然上へ。

今回の敗戦は単純に負けが増えただけでなく、先のプレーオフを見据えた争いでも苦しいものとなってしまいました。あと5試合、どうすればいいやら…

2試合連続こんな負け方だと精神的にしんどい。悪い空気を一刀両断する何かが必要だ。

 

<同地区ライバル情報>

木曜日に行われたセインツ対ファルコンズは、31 – 17 でセインツの勝利。プレビュー記事にも書きましたが、ファルコンズは7敗目となったので地区優勝消滅。またワイルドカードのボーダーラインを10勝以上と考えると、残り全勝しても9勝止まりになるため、事実上ワイルドカード争いからも脱落したことになります。

バッカニアーズ対49ersは、27 – 9 でバッカニアーズの勝利。相手が49ersなので参考にはなりませんが、ウィンストンの状態が良くなっているかもしれない。これは不都合だ。

<おまけ>

2017年に49ersから1巡指名を受けたLBルーベン・フォスターが放出されました。昨シーズンは怪我、今シーズンは銃刀法違反や薬物違反で何試合か欠場し、仕舞いにはDV疑惑で放出に至ったそうです。

問題児だが実力や才能はあるはずなので、どこかのチームが獲得するだろう。うまく更生できれば大きな戦力になるかもしれない。パンサーズも来年なら欲しかったかな。

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